初期研修医 指導体制

1.指導医との密なコミュニケーション

定期的なカンファレンスや回診は言うまでも無く、常に一対一以上の濃密さで上席医の指導を受けながら実臨床を研修します。また必要時には充分な自習の時間も確保する様にしています。

2. 無理のない当直体制

当院は初期研修医を当直のマンパワーとして考えていません。しかし1年目の5月連休以降、週一回は夜間救急診療を研修するために当直していただきます。基本的にはその時研修している科に関連する部門(消化器内科研修中であれば内科当直、小児科研修であれば小児科当直等)で当直研修をしていただきます。

3. 研修の目標

将来の希望する専門医があれば、そのために必要な症例、手技の経験を目標に組みます。また最低年一回は学会発表を行うよう指導し、アカデミックマインドを育てます。

4. 研修を充実させる教育企画

各科カンファレンス、救急カンファレンス、CPC、ICT(感染予防)セミナーの出席は必修です。院外有名講師を招聘して講演会を開催(25年度は東京大 畠山修司先生、筑波大 徳田安春先生、杏林大 皿谷健先生、岐阜大 阪下和美先生、女子医大平井由児先生、等)されています。また多摩総合医療センター等で開催される教育企画にも出席可能です。その他、定期的にレジデントと指導医が出席する意見交換会を開催し、レジデントからの率直な要望を受けています。

5. 8ヶ月に渡る自由選択期間と定員4名の濃密な指導体制

当院の初期臨床研修プログラムは8ヶ月に渡る自由選択期間が設定されており、多彩もしくは集中的な研修を研修医と指導医が相談しながら作り上げていく事が出来ます。初期研修医定員が4名である事により、濃密な指導体制をとることが出来ます。