時代が求める
本物の医師を育成する

私たちは、東村山市、清瀬市、東久留米市、小平市、西東京の5つの市の中核病院として、地域を支えてきました。
この地域の特徴は、2つ。
1つは、いわゆるかつてのベッドタウンで、長くこの地域にお住まいの高齢者が多いこと。
もう1つは、住宅地の建て替えも進み、他地域からの子育て世代の流入も予測されていることです。
つまり、今後この地域では高齢化と人口の増加という二つの変化が起こります。
それは、住宅地の多い郊外では進む現象。
日本の各地で似たケースが出てくるでしょう。

高齢化と人口増は、幅広い年齢の患者さんを対象に医療を提供することが必要であるということを意味します。
特に高齢者の患者を対象にするならば、1つの診療科、さらに特定の領域といった専門性を持つだけでなく、多くの疾患を見抜く臨床能力が求められることになります。
とりわけ内科的な診療をきちんとベースに持っていることは臨床現場では必須となる。

歯科を含む、初期臨床研修はもちろんのこと、後期臨床研修での総合内科コース、外科コース、小児科コースでも、一つの診療科に留まらず多くの知識と経験を得て欲しい。
そのため、各科専門医のバックアップは惜しみません。
幅広い経験を積んだ医師こそ、今求められていると考えていますから、病院全体での医師育成に取り組む体制を用意しました。

患者さんを救うのは医師の使命です。
それができる医師を育てるのが私たちの使命。

わたしたち多摩北部医療センターは
あなたを一人前の医師に、
時代に求められる医師に、
育てることを約束します。