院長メッセージ
GeneralistとSpecialist
あなたはどちらをめざしていますか?
総合医と専門医。
時代の要請で総合診療専門医なる資格もできつつあります。
しかし今までだってすぐれた専門医は医療全般に対して広い視野と、
様々な経験を積んできたはずです。
私どもの病院は地域医療を支える地域医療支援病院であり、
いわゆるcommon diseaseの患者さんが多く来院されます。
また各診療科には優秀な専門医が在籍しており専門的医療も行っています。
この総合的診療と専門的診療のバランスがとれた、
研修するにはうってつけの環境と自負しています。
各診療科間の垣根がなく、職員間の「顔の見える」関係が保たれる
ちょうどよい規模の病院です。
武蔵野の木々に囲まれた環境の良い病院、
それでいて都心に出かけることもできる立地です。
気になった方はぜひ一度見学にいらしてください。
総合医でもあり専門医でもある医師になる、
その第一歩をサポートいたします。
院長 髙西 喜重郎
副院長メッセージ
あなたは医師になったら、何になりたいですか?
厚生労働省の医系技官?保健所所長?大学の教育者?
しかし多くの医師は、臨床医を目指すでしょう。
「病気を診るが、人は診ない」と評され、2004年に現在の医師臨床研修制度が導入されました。
将来高い専門性に達するにしても、全ての医師がプライマリ・ケアの基本的な診療能力を持つことを求められたからです。
では、どのような病院で臨床研修を始めたら良いのでしょうか。
あなたが地域の臨床勤務医を、とくに内科または小児科医を目指すなら、学ぶために必要なものは全て当院にあります。
当院は337床の中規模病院ながら東京都北多摩北部医療圏を担う拠点病院であり、全ての内科系サブスペシャルティ領域を網羅して地域を医療で支えています。
当院に来院する患者さんたちが抱える疾患はリアルワールドそのものであり、common diseaseを中心に多岐の分野にわたる症例を経験できます。
つまり学ぶべきプライマリ・ケアから、将来のサブスペシャルティに向けての研修をシームレスに行う事ができるのです。
初期研修医各学年5人という少人数で潤沢な指導医からきめ細かく指導を受け、座学、抄読会からアカデミックな活動まで充実した時を過ごせるでしょう。
あなたが研究機関で最先端の医学に携わりたいのなら、素直に大学病院での研修をお薦めします。
しかし都立病院の様な地域医療を担う病院での勤務医を目指すなら、是非当院で研修を始めて下さい。
そして我々も、将来我々の病院を支えるあなた方を楽しみに待っています。
副院長 村﨑 理史