婦人科
婦人科一般の診療に加え、良性・悪性を含めた婦人科腫瘍の手術と治療を行っております。 特に、悪性腫瘍に対しては、病院全体で質の高い医療を目指して取り組んでおります。手術療法だけでなく、化学療法や放射線治療も積極的に行い、患者さん一人ひとりに適した最善の治療を、いつも考えるようにしております。
良性腫瘍に対しては、通常の開腹手術に加え、卵巣腫瘍の手術と手拳大程度までの子宮摘出を腹腔鏡下に行っております。また増加している骨盤臓器脱の患者さんに対しては、ペッサリーなどの保存的治療から積極的な手術治療まで各々の患者さんに適した治療を考え実施しています。
日本産科婦人科学会データベース登録事業(婦人科腫瘍登録)に参加しています。 (PDF 545.5KB)
医師紹介
三田 俊二(みた しゅんじ)部長
- 専門:
- 婦人科腫瘍、婦人科病理
- 資格:
- 日本産婦人科専門医、 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、医学博士
武内 務(たけうち つとむ)医長
- 専門:
- 婦人科腫瘍、婦人科一般
- 資格:
- 日本産婦人科専門医、 母体保護指定医、臨床研修指導医、医学博士
安田 允(やすだ まこと)
- 専門:
- 婦人科腫瘍(特に卵巣腫瘍)、婦人科病理
- 資格:
- 前東京慈恵会医科大学産婦人科教授、日本産婦人科専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本医師会認定産業医
野村 秀高(のむら ひでたか)
- 専門:
- 婦人科腫瘍
- 資格:
- 現がん研究会がん研有明病院副部長、日本産婦人科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本産婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医、医学博士
とりあつかう疾患・症状
一般婦人科疾患
月経異常、月経困難症、帯下の異常、性感染症、骨盤内炎症性疾患 卵巣機能不全 (ホルモン異常)、思春期異常、更年期障害 (不定愁訴) 尿失禁、骨粗しょう症など
良性腫瘍性疾患
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍 (卵巣のう腫)など
悪性腫瘍性疾患
子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、卵管癌、腹膜癌など
骨盤臓器脱疾患
子宮脱、膀胱脱、直腸脱、膣脱など
令和5年度実績(手術、検査)
令和5年度の総手術件数は197件でした。その内訳として、悪性腫瘍手術は36件、 開腹の良性腫瘍手術は67件、骨盤臓器脱に対する手術が39件、子宮頸部上皮内癌に対する円錐切除術が15件でした。 また腹腔鏡下手術は37件、それ以外の手術も3件行いました。
外来について
月曜日から金曜日まで、地域の医療機関からご紹介いただいた患者さまの外来診療を、予約制で行っております。