プレミアムコース
消化器系(胃+大腸内視鏡検査等)と呼吸器系(胸部CT)の検査を同日に行います。(対象年齢:40歳以上70歳未満)
検査内容
消化器系がん
上部・下部内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
通常、精密検査として行っている「上部内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)」と「下部内視鏡検査(大腸)」を1日で行います。
検査は熟練した専門医師が担当します。検査中は内視鏡挿入による苦痛を緩和する目的で安定剤を使用し、血圧や心電図、酸素濃度などを確認しながら安全に行います。
腹部超音波検査
肝臓・胆のう・膵臓がんの他、腎臓・ひ臓等の病気のスクリーニングを行う検査です。胆石・腎結石・脂肪肝・内臓脂肪などの生活習慣病のチェックもできます。
ヘリコバクタービロリ菌検査〔血液抗体検査〕
胃潰瘍や十二指腸潰瘍等の原因になると考えられている細菌の有無を調べる血液検査です。
胃がんの原因の一つともされており、除菌による胃がんの予防が期待されています。
ヘリコバクターピロリ菌検査〔便中抗原検査〕(注)令和4年2月からプレミアムコースを初めて受ける方のみ
胃内のヘリコバクター・ピロリ菌の有無を調べる検査です。
検査5日~2日前に同封した容器に便を採取して頂き、検査当日に持参して頂きます。画像検査(内視鏡・X線)や採血による抗体検査などと組み合わせることによって、より正確な判定を行うことができます。
ペプシノーゲン検査〔血液検査〕
以前から胃がんとの関係が指摘されている“胃粘膜の萎縮”の程度を調べる血液検査です。ペプシノーゲンとは、胃液に分泌される蛋白質分解酵素(消化酵素)になる物質で、「がん」の特異的なマーカーではありませんが、胃粘膜の萎縮(リスクファクター)を調べるマーカーとして用いられています。
腫瘍マーカー(消化器系がん)〔血液検査〕
腫瘍の中には、特殊な物質を生産し、それが血液中に出現するものがあります。これを「腫瘍マーカー」といいます。
腫瘍マーカーは絶対的なのもではありません。
CEA:胃がん、大腸がん、膵・胆道がん、肺がん、乳がんなどで上昇することが多い。
CA19-9:膵・胆道がん、卵巣がん、大腸がん、胃がんなどで上昇することが多い。
AFP:肝細胞がん、卵巣腫瘍などで上昇することが多い。
肺がん
胸部CT検査(低線量CT肺がん検診)
平均径6mm以上の異常を拾いあげること(スクリーニング)を目的として、放射線の照射線量を大幅に低減させて撮影します。胸部X線検査と較べ、骨・心臓・肺門部に重なる部位の異常、淡い陰影を検出でき、早期の「肺がん」発見に役立ちます。
腫瘍マーカー(肺がん)〔血液検査〕
腫瘍の中には、特殊な物質を生産し、それが血液中に出現するものがあります。これを「腫瘍マーカー」といいます。
腫瘍マーカーは絶対的なのもではありません。
CYFRA:肺扁平上皮がんの補助マーカーであるが、臓器特異性は高くない。
NSE:おもに小細胞肺がんで上昇することがある。
CEA:肺がん、胃がん、大腸がん、膵・胆道がん、乳がんなどで上昇することが多い。
その他の血液検査
腫瘍マーカー(PSA) (注)男性のみ
前立腺がん、前立腺炎などの疾患で上昇することが多いマーカーです。
貧血検査
白血球数・赤血球数・血色色素を測定して、貧血や血液疾患の有無を調べます。
感染症検査
肝炎ウイルスに感染しているかを調べます。
生化学検査
肝機能、腎機能、糖尿病や脂質異常等を調べます。
(注)腫瘍マーカーについて
いずれの腫瘍マーカーも、単独で確定診断できるものではなく、あくまで診断の補助の意味合いが強い検査です。検査の結果、「異常あり」=「がん」ということではありませんが、「異常あり」と判定された方は、その後の「経過観察」を受診されることをお勧めします。
腫瘍マーカーの値は、「がん」が存在しなくても上昇する場合や、「がん」が存在しても上昇しない場合もあります。また、発生部位を特定できるとは限りません。
料金
基本検査料金
1人 103,400円(税込)
2人 (注)同日ペア受診(ご家族・ご友人等)の場合 198,000円(税込)
実施日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午前 | 〇 | ||||
午後 |
ドックの流れ
1. (検体と問診票の提出)
2. 問診・診察・血圧測定
3. 胸部CT検査
4. 腹部超音波検査
5. 血液検査
- 6. 大腸内視鏡洗腸液飲用
- 7.胃・大腸内視鏡検査
- 8.会計
- 検査終了
注意事項 |
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