運営理念・基本方針

私たちは、いつでも、だれにでも、

安全で、質の高い、患者中心の医療を提供し、

都民の健康を守るため全力を尽くします

患者の権利と人格の尊重、医の倫理の確立、プライバシーへの配慮、接遇の向上などを通して、患者の立場に立った患者中心の医療を推進し、診療情報の積極的な提供やインフォームド・コンセントの充実を図り、“開かれた医療”を実践する。

“救急医療は医の原点である”という理念の下、高度救命救急センターとして三次救急医療を含む「東京ER・墨東」、周産期医療、精神科救急などの救急医療に全力で取り組みます。

区東部地域の総合医療センターとして、感染症医療、難病医療や障害者歯科医療をはじめとする行政的医療に確実に対応するとともに、がん医療、心臓病医療や脳血管疾患医療などの高度・専門医療とそれらを支える総合診療基盤の一層の充実を図る。

患者の健康と生命を預かる立場にいることを全職員が自覚し、医療安全対策を強化することにより患者から信頼される“安全な医療”を実践する。

職員がそれぞれの分野で自己研鑽を重ね専門性を育むことを積極的に支援し、次代を担う優秀な医療人を育成するとともに、職員が誇りを持って働くことのできる活力ある病院づくりを推進する。

区東部二次保健医療圏唯一の都立病院として、近隣の医師会、歯科医師会、薬剤師会、診療所、病院、療養施設、訪問看護ステーションや調剤薬局等との連携を強化し、機能的な役割分担をさらに進め、地域の医療水準の向上と地域包括ケアシステムの構築に貢献する。

公立病院の使命である行政的医療と経済性のバランスを考慮しながら機動的・弾力的な業務運営を進めるとともに、収益の確保とコストの削減を図り、“無駄のない医療”を実現することにより安定的な経営基盤を確立する。

災害医療・救急医療などの地域連携を推進し、地域災害拠点中核病院として区東部二次保健医療圏における災害医療体制の構築を目指すとともに、セキュリティ強化に努め、安定的な病院運営に資する危機管理体制を整備する。