整形外科

整形外科

整形外科では、主に、脊椎(頸椎・胸椎・腰椎)、四肢の病気やけが等の診療を行っています。また、骨粗鬆症については、「骨粗鬆症リエゾンサービス」を立ち上げ、多職種にて予防や治療に当たっています。

脊椎手術では、脊髄モニタリング、ナビゲーションシステム、顕微鏡、内視鏡などを駆使して、低侵襲な手術を心掛けています。高齢者の腰部脊柱管狭窄症や頚髄症であっても、術後入院期間は1週間ほどです。また、近年増加傾向にある脊椎の圧迫骨折に対しては、オーダーメイドのコルセットやBKP(Balloon kyphoplasty)手術やVBS(Vertebral Body Stenting System)手術を積極的に行っています。また、首下がりや腰曲がりに対する前後合併矯正固定術(頚椎外側塊スクリュー固定、頚椎椎弓根スクリュー固定、XLIFなど)も行っています。

股関節、膝関節の手術では、骨折固定術、人工関節置換術などを施行しています。外傷や人工関節置換術後の患者に対しては、術後早期よりリハビリ専門スタッフが対応しています。

対象となる疾患は非常に多く、多岐にわたっていますので、頭部・胸部・腹部以外の骨・筋肉・関節・靱帯・神経に関することであれば、まず、整形外科を受診してください。

特色

治療をしている主な疾患

脊椎疾患

首、腰の痛み、手足の疼痛やしびれ、麻痺、歩行障害などの診療。
代表的な疾患名としては、頚髄症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性筋萎縮症、後縦靭帯骨化症、首下がり病、脊椎圧迫骨折、脊椎脊髄腫瘍、特発性思春期側弯症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、後弯症(腰曲り病)など

関節疾患

変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症 (人工股関節について)、リウマチ性関節症、変形性膝関節症(人工膝関節について)

骨折・脱臼

四肢骨折・脱臼、脊椎外傷、骨盤外傷

その他

手根管症候群、腱鞘炎、外反母趾など