- 行政的医療の提供はもとより地域医療への貢献といった新たな医療課題にも適切に取り組んでいくためには、これまで以上に安定的な経営基盤を確立し、医療環境の変化に迅速かつ柔軟な対応ができる病院運営とすることが必要です。
- 都立病院経営委員会報告(平成30年1月)では、都立病院が安定的な経営基盤を確立し、今後も担うべき役割を持続的に果たしていくためには、現行の経営形態では運営上の課題があり、その見直しについての検討が必要と指摘されました。その上で、一般独立行政法人が制度的に最も柔軟であり、今後の都立病院にふさわしい経営形態であるとの提言がなされています。
- 公立病院としての役割を将来にわたり安定的に果たしていくため、一般地方独立行政法人を含めた各経営形態におけるメリット・デメリットなど、都立病院の運営実態を踏まえて検証を行い、経営形態のあり方について、本計画期間中に検討を進めていきます。