都立病院の新たな改革の推進に向けて

東京都は、安全・安心を支える質の高い「患者中心の医療」の実現と、再編整備による医療機能の集約化・高度化を推進し、東京の医療の充実に貢献してまいりました。
一方、急速な少子高齢化の進展、中でも超高齢社会の到来は、医療需要の質的・量的変化をもたらし、医療提供の在り方は、「病院完結型」の医療から「地域完結型」の医療へと転換が求められています。
このような状況において、次代の要請に応える新たな都立病院像を示す中期計画として改革の道筋を明らかにするために本プランを作成しました。
本プランを着実に実行することによって、都立病院の存在意義を高め、将来にわたり東京の医療を支え、誰もが地域で「生き活き」と暮らせるよう、都民の医療に対する期待に応えていきたいと考えています。

新たな改革の基本的な考え方

都立病院の担うべき役割を着実に果たし、将来にわたり持続可能な病院運営を実現するため、「3つの視点」「6つの戦略」を掲げ、新たな改革を推進

都立病院の新たな改革の基本的な考え方