平成28年度(18病院等にて実施)
最優秀賞 (多摩北部医療センター チームたすき)
食べるを支える地域連携を目指して
退院後も栄養管理が必要な患者に対し、食事や栄養に関する具体的な情報を一元化しサマリーとしてまとめ、転院先の病院や施設に提供した。作成に当たり、院内の多職種や地域の施設との連携が深まった。療養の要である食事や栄養について、切れ目なく患者を支える第一歩を踏み出すことができた。
サービス向上部門 優秀賞 (駒込病院 Team Y.N.S
オリエンテーション動画バージョンアップによる退院支援の充実
既存の手術オリエンテーション動画を改良することで、退院支援の充実を目指した。多職種で検討し、新動画を5本立てにし、病院HPに掲載した。患者から、入院から退院までのイメージができた。安心して退院できる等の声が聞かれ、退院支援が充実した。今後も更なる動画の作成と、情報発信を続けていく。
サービス向上部門 優秀賞 ( 多摩総合医療センター シュークリーム)
とりこぼしのない薬杯(折り紙シート)の作成
結核の治療では、数種類の抗結核薬を一度に10個以上内服することとなるが、薬を床へ落としてしまう等の課題があった。そこで、安価で簡単に組み立てられ、とりこぼしのない薬杯(折り紙シート)を作成した。患者からの評価も上々であり、患者・職員双方の負担軽減が期待できる取組である。
その他部門 優秀賞 (松沢病院 腎機能監視隊)
腎機能に応じた安全で確実な薬物治療の提供をめざして-腎機能監視ツールの開発-
高齢者の腎機能に合わせた薬の用量調節の重要性が高まっている。そこで、全入院患者の腎機能を効率的に把握するツールを開発した。腎機能をタイムリーに把握することで、迅速かつ確実な疑義照会が可能となり、医師の負担軽減と共に、薬物治療の安全性が向上した。
その他部門 敢闘賞 (小児総合医療センター みんなでシェアしちゃお!)
子ども一人ひとりの個を見つめ介入していくための情報共有の方法
その子特有の個性に関する情報共有を目的に電子カルテに独自システムを設けた。その子供が何が好きで、何に興味があり、過去の検査や治療時をどのように乗り越えられたかの情報を多職種で共有することで子供の安全丁寧、事故防止、業務効率の向上、サービスの向上にも直結できると期待している。
経営改善部門 敢闘賞
『薬がご飯だよ』なんて、言わせないために
近年社会問題となっている高齢者のポリファーマシー(多剤併用)解消に向けて薬剤師が入院患者の持参薬の実態調査を行い、薬学的評価により医師に減薬を提案し、副作用の回避・コンプライアンスの改善につなげた。また、薬剤費の減少や薬剤総合評価調整加算算定により経営改善に貢献した。
サービス向上部門 敢闘賞 (大久保病院 あしなおし隊)
「下肢病変の予防と異常の早期発見に向けての透析室看護師の取り組み」~明日の透析患者さんの足のために~
今年度より透析患者の「人工腎臓下肢末梢動脈疾患指導管理加算(月1回100点)」が新設された。下肢末梢動脈疾患を予防し、さらにコストを漏れなく算定するため、透析室看護師一丸となって学び、全患者の足の観察を実施するシステムを構築した結果、下肢病変の早期発見と収益の向上が図れた。
経営改善部門 敢闘賞 (豊島病院 KGT)
「リハビリテーション総合計画評価料」算定漏れ防止の取組
リハビリテーション総合計画評価料の算定が適切に行えるように、原因を個人、環境、他者の3つの視点で整理し、それぞれに対して改善策を実施した。結果として、算定率を大幅に改善することに成功した。今後の課題として、算定漏れ防止システムの構築、病棟看護師との連携強化等が挙げられる。
特別賞 (大塚病院 グッドメンズ)
骨盤計測グッドマン・マルチウス撮影用補助具の作成
大塚病院では総合周産期母子医療センターとして母体搬送を積極的に受け入れている。診療放射線科では、骨盤計測撮影を行っている。今回、児頭と母体骨盤の形態等の関係を診断するため、正確なポジショニングと高コントラスト画質を得られ、簡単・正確に撮影ができる撮影補助具の作成に取り組んだ。