理念・運営基本方針

「がんと感染症」に重点を置き、先進医療や先駆的な医療をはじめ高度で専門的な医療を都民に提供していきます。また、当院の特長である総合診療基盤を活用し、がん患者さんへの全人的医療の提供やがん以外の疾病にも幅広く対応していきます。このため、日々進歩する医療水準の維持と向上を目指し、最先端の医療機器の整備、職員の研鑽に努めていきます。

２　患者さん本位の医療の提供

患者さんの人格を尊重し、インフォームドコンセントと自己決定権を大切にした患者さん本位の医療を行います。また、病気に関連して生じる患者さんの社会的・経済的な問題、不安などの心の問題を、患者さんとともに考え、支えていきます。さらに、医療事故防止に取り組むとともに、快適な療養環境の提供などサービスの向上に努めます。これらの取組を通じて患者さん本位の医療を実現していきます。

３　研究・教育の重視

医師主導治験をはじめ臨床研究や治験に取り組み、医療水準の向上に積極的に貢献していきます。また、高度で専門的な医療を安全に提供するため、医療従事者の教育・研修の充実に努めていきます。

４　チーム医療の実践

高度で専門的な医療を安全に提供するため、病院に勤務する全ての職員がプロフェッショナルとしての自覚を持つとともに、患者さんを中心に職種を超えて協働するチーム医療を実践していきます。

５　医療連携の推進

住み慣れた地域でその人らしい人生を生き抜くことを支援するために、患者さんが生活する地域の医療や福祉の関係者、施設と緊密な連携を図り、患者さんの状況に応じた切れ目のない医療の提供に努めていきます。

６　安定した経営基盤の確立

理念を達成するため、安定した経営基盤の確立に努めていきます。