駒込病院 胃外科
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皆さま、こんにちは。私は駒込病院胃外科の部長、長晴彦です。私たち胃外科では、毎年150件以上の胃の外科手術を行い、患者さん一人ひとりにとって最適な治療を提供しています。
治療提供における治療方針の検討には、複数の専門医が集まる合同検討会「胃キャンサーボード」を通じて、消化器内科や腫瘍内科、病理科など、幅広い分野からの意見を集め、多角的に検討しています。これにより、患者さんにとって最もふさわしい治療を提供することが可能です。
胃外科で扱う疾患は、主に胃がんを対象としていますが、GIST(消化管間質腫瘍)やその他の稀な胃疾患にも幅広く対応しています。私たちが基本とするのは、科学的根拠に基づいた「標準治療」です。しかし、希少疾患や個々の病状によっては、標準治療が当てはまらない場合もあります。そのため、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に評価し、最適な治療方針を選択しています。また、2018年からはロボット支援手術を導入し、より精密で安全な手術を行っています。これにより、手術後の回復が早く、患者さんの負担を軽減することにもつながっています。
私たちは常に患者さんに寄り添い、信頼される医療を提供することを目指しています。どうぞ、安心して私たちにご相談ください。
胃外科 部長 長晴彦