駒込病院の緩和ケアは、2008年にがん治療中から専門的緩和ケアを並行して行う『緩和ケアチーム』によるコンサルテーションを開始し、2011年に『緩和ケア病棟』を開棟しました。この2つの両輪のもと、現在では複数の緩和ケア専門医や緩和ケアの資格を有する看護師や薬剤師が在籍し、年間新規コンサルテーション数は約400件と、全国でも高いアクテイビテイーを有しています。
高度ながん医療を受けながら、多職種の経験豊富なチーム(身体精神担当医師・看護師・ソーシャルワーカー・薬剤師・心理士・栄養士など)により、症状の緩和だけでなく様々なニーズに丁寧にタイムリーに対応できるのが、駒込病院の特徴です。そして『緩和ケア病棟』においても、顔の見えるスタッフが近くにいる安心感があり、病気とともに充実して生きることを支えます。
私たちは温かみのある誠実なケアを目指し、努力し続けたいと思います。いつでも緩和ケアのスタッフに声をかけてください。一緒に歩いてゆきましょう。