リウマチ膠原病科

リウマチ膠原病科の概要と紹介

リウマチ膠原病科は、関節リウマチや膠原病全般の専門診療を行っています。2つ以上の関節の痛みや腫れがある、朝の手のこわばりがある、原因のわからない発熱が続いている、原因のわからない筋肉痛がある、寒いと指先が白くなる、ドライアイ/ドライマウスがある、いろいろな症状があり膠原病が心配、関節リウマチや膠原病の治療を受けているけれど都心までの通院が難しくなってきた、などございましたらぜひ当科を受診してご相談ください。

当科では、2名のリウマチ膠原病科医(本田・常勤、稲田・非常勤)が診療にあたっています。

現在松沢病院では、リウマチ膠原病科の常勤医着任に伴い外来・入院診療の拡充を行っております。当院の特徴であります精神疾患を有する患者さんだけでなく、精神疾患を有していない地域の患者さんのリウマチ膠原病の外来・入院診療も行っております。地域としては、当院のある世田谷区内だけでなく、渋谷区、目黒区、杉並区、三鷹市、調布市、武蔵野市、川崎市などからの患者さんが近隣で安心して診療を継続的に受けられるように連携体制を整えております。

診療の対象疾患は、主に関節リウマチ、シェーグレン症候群、リウマチ性多発筋痛症、全身性エリテマトーデス、強皮症、炎症性筋疾患、血管炎、脊椎関節炎、ベーチェット病など免疫の異常でおこる病気になります。リウマチ膠原病診療に必要な検査体制も充実しており(レントゲン、CT、MRI、超音波検査、各種生検(口唇・筋・側頭動脈)、偏光顕微鏡検査、骨塩定量、呼吸機能検査 など)、迅速な診断、治療が可能です。

また、多摩総合医療センター、多摩南部地域病院、多摩北部医療センターの各病院のリウマチ膠原病科との定期的なWEBカンファレンスにも参加し症例検討を行っています。地域との連携に重点を置き、病状に応じて他の医療機関へのご紹介も適宜行わせていただきます。

(入院診療につきましては当院の体制上、緊急度や重症度によっては難しい場合もあり、また夜間休日は精神症状以外での入院がお受けできないなど一部制限がございます。)

リウマチ膠原病科担当スタッフ(2024年6月1日現在)

スタッフ専門分野学会資格等
医員
本田 奈々瀬
内科
リウマチ膠原病科
日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
日本内科学会認定内科医