小児消化器・泌尿器外来
「おなかの調子が悪い』『赤ちゃんが吐くのだけれど、何か病気なのかしら?』『いつも 下痢をしている』『便がでにくい』など、こどものおなかは様々な症状を呈します。小児 のおなかはいわゆる“ブラックボックス”と言われ、「この症状」=「この病気」と結びつ けられないことも多い身体の部分です。幼少のお子様でも、ストレスなどの環境因子か ら、非特異的な腹部症状に長期間悩まされていたり、不思議な症状を呈することも少なくありません。 そんなブラックボックスをじっくり診断し、中身を明らかにしていく外来です。担当医は小児漢方の経 験があり、症例により漢方薬の処方を含め生活習慣の指導も行います。扱う疾患は、胃食道逆流症、 過敏性腸症、炎症性腸疾患などおなかに関する御相談、また排便の相談、肛門疾患の御相談も受け付 けます。思春期に多い、「腹痛による不登校」も、この新型コロナの環境が大きく影響しているかもしれません。一度、ご相談下さい。
また、外科・泌尿器科的な症状、例えば『臍が出ている』『足の付け根のところがふくらむ』『子供の 精巣の位置が変じゃない?』『健診でおしりの形の異常を指摘された』などの御相談もお受けいたしま す。担当医は元小児外科医であり、外科的治療の必要性の有無を判断し、手術が必要な場合は、適切 な時期に手術可能医療機関へご紹介いたします。扱う疾患は、鼠径ヘルニア、精索・精巣水瘤、停留精 巣、包茎、尿道下裂など泌尿器科系疾患をはじめ、小児の会陰部に関する御相談を受け付けます。
外来診療
金曜日(午前)
担当医師
小児科非常勤医員 武田 憲子 (たけだ のりこ)