画像検査で調べる認知症

「もの忘れ」が気になり出したら…

認知症

認知症とは

いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、日常生活に支障が出ている状態のことを指します。
認知症は病名ではなく、まだ病名が決まっていない“症候群”です。つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。
認知症の中で最も多い「アルツハイマー型認知症」は、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。

画像検査で認知症を早期発見

「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い

もの忘れ

画像検査で認知症を早期発見

MRI検査(VSRAD -ブイエスラド-)

早期アルツハイマー型認知症の診断支援ができます。
MRI検査の画像から、脳の海場付近の萎縮の程度を数値でみる検査です。

ブイエスラドによる検査で注目する場所
MRI装置のくわしい説明はこちら

RI検査(脳血流)

脳の血流状態や働きをみるための検査です。
CT・MRIではとらえられない病態を調べることができます。

アルツハイマー型の例
RI装置のくわしい説明はこちら

放射線科では、かかりつけ医から直接の検査のご依頼を承っております。
検査にて、認知症が疑われた場合、豊島病院神経内科にご相談ください。