40歳を超えたら骨粗しょう症の検診を
40 歳後半を迎えると、骨量は下降線をたどります。そうすると、骨密度もどんどん低下。自覚症状の無いまま、「いつの間にか骨折していた…」ということも。
骨量の減少を早期に発見することが予防への第一歩です。
放射線科では、骨粗しょう症の検査を行っております。
骨粗しょう症とは?
骨量(骨密度)が減る、もしくは骨の質が低下することで、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性と言われています。これには、女性ホルモンの低下が大きく関わっています。
女性は閉経前のタイミング(40 歳頃)に骨密度を測定し、自分の骨の状態を知っておきましょう。
どんな人がなりやすい?
- 栄養不足
- 無理なダイエット
- 運動不足
- 喫煙
- 多量の飲酒
こんな症状に注意しましょう
骨塩定量検査(DXA法)で早期発見
2種類の異なるX 線を当てて、背骨や太ももの付け根などの骨密度と骨質を測定します。他の骨密度検査法と比べて最も精度が高い検査法です。
痛みもなく、数分でじっとしていれば終わります。
骨密度と骨質から骨の強さがわかり、骨折リスクを解析できます。