がん診療連携拠点病院としての取組

1 がん診療連携拠点病院とは

各都道府県地域の中核病院として、手術、放射線治療、化学療法、痛みを和らげる緩和ケアを効果的に組み合わせた高度で専門的ながん医療の提供と、不安や困りごとに対する相談、セカンドオピニオン、信頼できる情報の提供など、がん患者さんとご家族への総合的な支援を行っている病院のことです。

より詳しい内容を知りたい方はこちらを御参照ください。

緩和ケアセンターのご案内

患者・地域サポートセンターのご案内(がん相談支援センター)

キャンサーボード

院内がん登録

<参考>(駒込病院のホームページからは離れます)

がん情報サービス(外部リンク)

東京都がんポータルサイト(外部リンク)

2 都道府県がん診療連携拠点病院としての役割

東京都立駒込病院は、公益財団法人がん研究会有明病院とともに「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されています。

東京都がん診療拠点病院は、東京都がん診療連携協議会を設置し、東京都におけるがん診療連携体制の強化、がん医療の均てん化のための活動に取り組んでいます。当院は、PDCAサイクルの確保、院内がん登録データの収集・分析・評価、地域連携の推進、相談支援の質の担保を中心とした役割を果たし、がん研有明病院は、がん専門医等教育やがん医療従事者の質の向上など人材育成を中心とした役割を果たしています。

2病院が役割分担しながら様々な取り組みを行うことにより、都におけるがん医療を推進しています。

都道府県がん診療連携拠点病院の役割分担

3 東京都がん診療連携協議会の活動

東京都がん診療連携協議会は、東京都のがん医療を充実させ都民に高い水準のがん医療を提供するとともに、がん診療連携拠点病院等の連携体制を構築するため、平成20年6月に設置されました。「評価・改善部会」、「緩和ケア部会」、「研修部会」、「がん登録部会」、「クリティカルパス部会」、「相談・情報部会」の6つの部会を擁し、大学病院をはじめとする国や都からがんに関する指定を受けた拠点病院及び協力病院等が参加し、運営しています。

令和5年度「第16回東京都がん診療連携協議会」は令和5年6月1日に開催され、各専門部会の活動や東京都全体のがん対策等に関する取組について検討が行われたほか、「拠点病院に求められる役割」についての講演が行われました。
令和5年度の各専門部会活動につきましては、次の「東京都がん診療連携協議会活動状況の報告(令和5年度)」PDF をご参照ください。

東京都がん診療連携協議会活動状況の報告(令和5年度)(PDF 1MB)

東京都がん診療連携協議会活動状況の報告(令和4年度)(PDF 992.2KB)

病院相互訪問報告(令和5年度)(PDF 361.9KB)

都内のがんに関する拠点病院等が揃って協議する機会は、当協議会・専門部会のみであり、東京都のがん対策推進の原動力として、引き続き検討を重ねてまいります。

<参考>東京都内の指定施設一覧(駒込病院のホームページからは離れます)
当院を含む東京都のがん診療連携拠点病院等の基本情報及び診療体制、診療実績については、下記リンク先をご参照ください。

がん診療連携拠点病院等(外部リンク)

東京都がん診療連携拠点病院(外部リンク)

東京都がん診療連携協力病院(外部リンク)

4 地域がん診療病院東京女子医科大学附属足立医療センターとのグループ指定

☆駒込病院は東京女子医科大学附属足立医療センターのグループ指定先医療機関です

駒込病院は、地域がん診療病院である東京女子医科大学附属足立医療センターのグループ指定先医療機関となっています。
地域がん診療病院とは、がん診療連携拠点病院のない二次医療圏に一か所、がん診療連携拠点病院とのグループ指定により、国が指定するものです。
東京女子医科大学附属足立医療センターが地域がん診療病院に指定されたことにより、東京都区東北部(足立、荒川、葛飾)におけるがん診療連携拠点病院の空白が解消されました。
駒込病院と東京女子医科大学附属足立医療センターは、診療連携、合同カンファレンスの開催などにより連携を図っています。

5 がん等の診療に関わる医師等に対する緩和ケア研修会

☆がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了者名簿

当院は、がん診療拠点病院として、がん診療に携わる全ての医師が緩和ケア研修を修了することを目標に取り組んでおります。

緩和ケア研修会修了者名簿(PDF 130KB)