患者さんへのメッセージ
放射線科は中央部門の一つとして病院全体の診療業務に広く関わり、患者さんや医療者を支えていく役割を持っています。当院の放射線科診断部の主な仕事は、X線撮影、CT、MRI、核医学(PETを含む)、血管造影などを通した、画像による病気の診断、治療経過の把握です。また、血管造影装置やカテーテルを使った低侵襲治療や、CTで画像を確認しながら体内の腫瘍などの組織を一部採取する検査も担当しています。直接主治医として患者さんに関わることはありませんが、各診療科がより質の高い診断、治療を行えるよう、バックアップしています。
診断部全体では、医師、放射線技師、看護師、クラークを合わせると約70名と大所帯ですが、職種間の連携も良好で、チームとして一丸となり業務にあたっています。これから診断・治療を控えた方、現在治療中の方、治療を終えて経過観察中の方など、様々な患者さんがいらっしゃいます。みなさんが安心して検査していただけるようスタッフ一同がんばっています。
また、若手医師の教育にも力を入れています。院内のレジデントのみならず、東京都医師アカデミー放射線科コースの基幹病院としてグループ内の都立病院、公社病院と協力して若手放射線科医の育成を行っています。