- 概要
- 臨床研究・治験センター 治験事務局 - 治験審査委員会
- 臨床研究・治験センター 治験事務局 - 専門分野
- 臨床研究・治験センター 治験事務局 - 医師紹介
- 臨床研究・治験センター 治験事務局 - スタッフ紹介
- 臨床研究・治験センター 治験事務局 - 受託研究審査委員会
臨床試験は必然的に非倫理的側面を有するが、一方で倫理的にみて不可欠である。生命倫理学、それはまず二重の厳しさ、科学の冷徹な厳密さと道徳の犯すべからざる厳格さである。しかしながら、それはまたこれらの厳しさに結びついた生命の暖かみであり、省察の深みである。提起される問題をめぐってつねに存在する人間の苦痛を軽減する希望と隣人の愛に一貫して支えられたものでなければならない。
ジャン・ベルナール
DE LA BIOLOGIE A L’ETHIQUE より引用
臨床試験科は、あたらしいお薬や検査法の開発、より効果の高い治療法の探索などを目的に、臨床試験を支援している科です。
一般に人(患者さんや健康な人)を対象とした治療を兼ねた試験を「臨床試験」と呼びますが、そのうち、「新しい医薬品や医療機器の開発」の為の「臨床試験」を「治験」(治療試験)と呼びます。
わたくしどもクリニカル リサーチ コーディネーター(CRCといいます)は、患者さんが安心して、納得して治験や臨床試験に参加できるよう、治療の内容や予定を詳しく説明し、全体のスケジュールを管理します。
また、医師と患者さんの綿密な連携をとれるようコーディネートしていきます。
このような幅広く深いCRCの関与は、患者さんの治験治療を円滑にすすめていく上で大きな役割を果たします。
当院では抗癌剤のみならず、その支持療法(吐き気を抑える薬剤など)など広い分野の治験をおこなっています。
また、治験に参加する患者さんのための専門病棟をもち、入院・外来を問わず専門的な知識を有するスタッフとともに、治療をサポートします。