当院救命救急センターに
転院搬送をご希望される
医療関係者さまへ
はじめに(いつでもご遠慮なく)
- 多摩地域の中核的病院として広域に高度医療を提供する『東京都立多摩総合医療センター』の救命救急センターとして、当センターでは重篤な救急患者を「東京消防庁3次ホットライン要請依頼」および「他医療機関からの直接要請依頼」にて昼夜を問わず24時間いかなるときも受け入れております。
- 貴院で診られている重症患者もしくは今後重症に陥りそうな患者に関して、ご遠慮なくわたくし達に直接お電話でご相談ください。
当科への連絡方法
- 当院の代表番号 「042-323-5111」 にかけていただき、
- 電話交換手に「救命救急センター当日責任者(PHS番号4008)に。」とお伝えていただければ直接お話しできます。
代表的な対象
1. 呼吸不全
あらゆる呼吸不全に対応いたします。高度な人工呼吸器管理やECMO管理(当科の別タブページもご参照ください)を積極的に行っております。
搬送を希望される場合は電話終了後、患者様の情報を患者情報記入フォームにご入力ください。
2. ショック(循環不全)
「現在ショック状態の患者」もしくは「現在は落ち着いていても今後ショック状態に陥るかもしれないと心配される患者」に対応いたします。
- 具体例は以下の通りです。(下記以外も多数の対象疾患がございますので、お気兼ねなくお尋ねください)
- 内因性出血(全身のいかなる部位:頭蓋内出血や消化管出血はもちろん、鼻出血、喀血、血胸、腹腔内出血、後腹膜血腫、四肢(筋出血)なども含めて。なお、頭蓋内出血は異常高血圧状態かもしれません。)
- 膿瘍形成(全身のいかなる部位:膿胸や腹腔内膿瘍はもちろん、深頚部膿瘍、縦隔膿瘍、腸腰筋膿瘍、壊死性軟部組織感染症なども含めて。)
- 緊急外科手術を要する疾患(急性腹症、全身いかなる部位の膿瘍形成、重症外傷など)
3. 重症外傷・多発外傷
- あらゆる外傷患者(全身のいかなる部位)に対応いたします。初期診療の治療後の段階はもちろん、初期診療の治療途中の段階でもかまいません。貴院の持ちうるリソースで可能な限りの治療が行われたことに関しましては十分配慮いたしますので、お気軽にお問い合わせください。