新年のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
地方独立行政法人東京都立病院機構の一員として歩み始め、今年で3年目となります。新型コロナウイルス感染症やRSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎などの感染症流行への対応、能登半島地震への職員派遣、診療報酬改定、マイナ保険証の導入、医師の働き方改革など多くの医療的・社会的課題と対峙してまいりました。そのような中、泌尿器科、外科、婦人科におけるダビンチを用いたロボット支援下手術の適応拡大、手術件数の増加、血管造影装置の更新、CTやMRIなどの高度医療機器の共同利用なども積極的に進め、先進的医療にも力を入れ、地域医療に貢献をしてまいりました。
病院を取り巻く環境は厳しいものがありますが、今後も感染症を含む災害対応、小児医療、救急医療などの行政的医療を着実に実施し、引き続き地域医療に貢献したいと存じます。
みなさまにとりましても、実り多き年であることを願っております。
2025年1月
院長略歴
学歴・職歴
- 1980年 東京大学医学部医学科卒業
- 1982年~1986年 ハーバード大学医学部付属マサチューセッツ総合病院、麻酔科レジデント、心臓麻酔フェロー、集中治療フェロー、ハーバード大学講師
- 1990年~1991年 ハーバード大学医学部助教授、研究・臨床フェロー
- 1996年 帝京大学医学部麻酔科学講座教授
- 2000年 明芳会新葛飾病院副院長
- 2004年 順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座教授、医学系大学院麻酔科学および疼痛制御学教授
- 2008年~2010年 順天堂大学医学部付属順天堂医院院長補佐
- 2010年~2016年 順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長
- 2017年~2018年 公益社団法人日本麻酔科学会理事長
- 2020年 順天堂大学大学院医学研究科特任教授、順天堂大学名誉教授
専門・研究分野
- 麻酔科学全般
- 周術期の輸血療法(厚労省「輸血製剤の使用指針」作成委員)
資格
- 麻酔科標榜医
- 麻酔科専門医
- 米国麻酔科専門医
- 外国人修練指導医
最終更新:2024年4月26日