臨床研究に関する情報公開(オプトアウト)について
臨床研究を実施するにあたっては、文書若しくは口頭で説明を行い、研究対象となる方の同意を得ることが必要とされています。研究対象となる方(患者さん)への侵襲や介入もなく過去の診療情報を用いての臨床研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さんから一人ずつから直接同意を得ることを必要としない」場合があります。しかしながらこの場合においても、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否する機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。
東部地域病院で診療を受けられる患者さんへ(PDF 109.2KB)
手術・治療情報データーベース事業への参加について
消化器外科・小児外科・呼吸器外科・泌尿器科・婦人科では、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業への参加について(PDF 505.9KB)
そのため、以下の研究では、患者さまから同意を取得せず、その代わりに対象となる患者さまへ向けに情報公開しております。
National Clinical Database(NCD)における消化器外科医療水準評価術式登録に対するリモート型調査(他施設共同研究)(PDF 63.5KB)
個人情報の取扱いについて
利用する情報から、氏名、生年月日、住所等直接同定できる個人情報は除外しています。また、研究成果は学会や学術雑誌等で公表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。