心に寄り添いながら最善の看護を提供します
当院の理念は「医療を通してその人らしく生き抜くことを支援する」です。
その人らしく生き抜くことに対して、看護師ができることは、患者の気持ちに寄り添い専門職として思いやりをもって日常のケアを提供していくことだと思います。専門職として看護を実施するには確かな知識と技術が必要です。
当院では感染症、がんを専門とする医療機関で勤務する看護職として必要な知識、技術の研修の機会を多数設けています。また、それだけなく、日々のカンファレンスを通して患者さんの身体症状や苦痛、患者さんの思いを看護職員が、他職種と話し合い、情報を共有しながらその患者さんにとって最善の看護は何かを考えています。
カンファレンスは、実施した看護をひとつひとつ振り返り、患者さんへの状態を的確にアセスメントし、評価をするだけでなく、自分たちが何を大切に看護を行うのか振り返る機会となっています。患者さんへ最善の看護を考え、提供することで、患者さんの苦痛を少しでも和らげることができるだけでなく、同時に職員も成長していきます。
患者さん、職員ともに1人1人のかけがえのない人間です。お互いを大切にできるよう思いやりを持って、その人らしく生き抜くことを援助できる組織を目指しています。