外来化学療法

外来化学療法とは?

肺癌の治療は、患者さんたちができるだけ日常生活をいつも通りに送りながら治療を受けられることを目標のひとつとしています。
化学療法(抗癌剤治療)をはじめて受けられる時には、副作用が出た時にすぐに治療できるように原則として入院で治療を導入していますが、1回目の治療で副作用が重くない場合は、2回目以降の抗癌剤治療は外来で行うこともお勧めしています。2回目以降も入院で抗癌剤治療を行うことは可能ですが、その場合には短期間(1週間以内)の入院で行うことになります。

外来化学療法当日の流れは?

外来化学療法を受けられる場合は、前もって通院治療センターの看護師によるオリエンテーションを受けていただきます(主治医がオリエンテーションの予約をします)。
当日は、まず当科の外来で、血液検査やレントゲン写真などの検査結果を担当医師が確認し、診察を行ったうえで抗癌剤治療が可能かどうかを判断します。可能と判断した場合は通院治療センターで抗癌剤投与を行います。

通院治療センターの写真など詳しいことは、通院治療センターのページもご覧ください。

外来で治療していて、具合が悪くなった時は?

抗癌剤を投与している間は、通院治療センターに看護師や医師が常在しております。抗癌剤投与が終了して自宅に帰られた後も、もし具合が悪くなった時は平日日中は当科の医師が、夜間休日は救急外来の医師が対応いたします。