先輩看護師からのメッセージ

病棟(身体科)

看護職員

基礎レベル職員の活躍(レベルⅢ)

私が働いている病棟は消化器科、心療内科、形成外科、内分泌科の混合病棟です。様々な疾患をもつ子ども達への看護実践により幅広い知識・技術を身につけることができます。また、入院が長期に渡る子ども達の成長発達を促す関わりについても学ぶことができます。はじめは、疾患も年齢も様々な子ども達の個性に対応することが難しく悩むことがありました。そのような時は先輩の温かい指導と助け合える仲間の存在に支えられて乗り越えることができました。今は子どもの個性を慎重に捉え看護を提供していくことの重要さを感じつつ、個性に合わせた看護の魅力を感じています。子ども達が元気になっていく姿や成長した姿を近くで感じられた時、この仕事を選んで良かったと強く思います。

NICU

看護職員

小児看護エキスパート修了者(平成30年度受講者)

私は、自分自身の看護師経験の中で小児看護の経験が少なかったため小児看護を深く学びたいと思い、小児看護エキスパートを受講しました。また看護研究に興味があり自分のキャリアプランを前進させる良い機会だと思い受講しました。エキスパートコースは都立病院合同開催であるため、他の病院の研修生と一緒に学ぶことができました。一緒に同じ目標に向かっていく仲間との良い出会いがあり、時には悩みを相談し合うこともありました。大変ながらも充実した研修となりました。研修修了後は自分自身の視野も広がり看護師として自信がもてるようになり前進できたと感じています。

手術室

看護職員

ジェネラル研修受講者(看護研究指導者育成研修)

私が看護研究に取り組んだ時、自身で解決できない疑問や壁に直面しました。その際、研究に精通している方々から助言を受け、研究を看護実践につなげることができました。今度は、自分が研究に取り組む誰かの力になりたいと思い看護研究指導者育成研修を受講しました。研修では、研究や事例検討に関わるスタッフへの指導や助言を行う上での知識・方法をグループワークや講義を通して学びました。研修で学んだことを活かしながら、研究に取り組んでいるスタッフの疑問が少しでも解消できるようアドバイスしています。看護研究は苦労もありますが、未来のこどもたちへより良い看護を提供できるよう取り組んでいます。

児童思春期 精神科病棟

看護職員

教育委員としての役割

私は、教育委員として院内研修の企画・運営を行っています。院内研修では講義で学んだことを演習で実施し、研修生が研修内で学びを深められるような研修内容・プログラム構成に努めています。研修中に、身体疾患や精神疾患の専門的な看護について研修生同士で意見交換することが、看護の視野や感性を広げる良い機会となっており当院が小児総合病院である大きな強みだと感じています。更に、研修生が院内研修での学びを臨床現場で実践し、知識・技術を習得できるように教育委員と各職場の指導者が連携を取りながら、院全体で看護の質を高められる教育体制の構築に努めています。