膝外来

2022年度国民生活基礎調査によると関節疾患は要介護・要支援となる原因の10%を占めるとされており、高齢者の生活の質を保つために関節症に対する取り組みは重要な問題となっています。その中でも、レントゲンで変形性膝関節症を認める方は2400万人いると推定されており、膝の痛みでお悩みの方はとても多いのが実情です。
また高齢者だけでなく、成長期のオスグッド・シュラッター病、ジャンパー膝、円板状半月板、離断性骨軟骨炎、中・高・大学生、社会人における膝スポーツ外傷(前十字靭帯損傷、半月板損傷、軟骨損傷、反復性膝蓋骨脱臼など)、人生の各ステージにおいて様々な障害が起こることが知られています。
当外来では膝の専門医が痛み、障害の原因を明らかにした後、まずは手術以外の保存療法を尽くしたうえで、必要があれば手術療法も含めて膝に対する問題の解決を図ります。
手術になった場合でも関節鏡視下手術、変形性関節症に対する人工関節置換術、骨切り術などの経験も豊富ですので、膝のことでお困りの方はどうぞご気軽にご相談ください。

対象疾患

変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死、特発性骨壊死、リウマチ性膝関節症
膝前十字靭帯損傷、半月板損傷、円板状半月板、軟骨損傷、離断性骨軟骨炎、関節内遊離体(関節鼠)、反復性膝蓋骨脱臼など

対応可能な手術

人工関節置換術(全置換術、単顆置換術)、高位脛骨骨切り術
膝前十字靭帯再建術、内側膝蓋大腿靭帯再建術、関節鏡視下半月板切除術、関節鏡視下半月板縫合術、関節鏡視下関節鼠摘出手術、関節鏡視下自家骨軟骨移植術、関節鏡視下滑膜切除術など

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担当医師整形外科部長 朱 寧進
整形外科医員 猪野又 慶

整形外科について

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