失神外来

診療内容

失神外来

 不整脈や血圧が異常に低下するなどの理由で、脳全体の血流が一時的に低下するために引き起こされる意識消失を「失神」としています。


「気が付いたら床に倒れていた」
「ふと気が遠くなった」
「転んだ記憶がない」
「目の前が白くなった・黒くなった」
これらは全て失神を疑う症状です。意識を失うと身体の自由がきかなくなり倒れてしまう(卒倒する)ため、頭部打撲などの外傷を伴うこともあります。


通常、数秒から数分以内に後遺症なく回復します。一般には「気絶」「気を失う」「脳貧血」と呼ばれる症状です。一過性意識消失の中の一つの症状と考えていただければと思います。


意識がなくなる失神は脳神経の病気と思われがちですが、血圧や心拍数が問題で症状が出現することが多く、心臓病を専門とする循環器内科でも診療にあたります。

失神はけっして軽い病気ではなく、原因を詳しく調べて正しく治療する必要があります。

参考資料

令和6年10月より失神外来の診療を行っています。(PDF 1.4MB)

外来診療

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担当医師循環器内科医長 渡邉 真広(わたなべ まさひろ)

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