臨床試験(消化器内科)
当科では、JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の消化器内視鏡グループに所属している他、様々な多施設共同臨床試験に参加しています。多施設共同臨床試験の他にも倫理委員会承認のもと、いくつかの新しい治療に取り組んでいます。
当院単施設での治療
- 難治性吻合部狭窄に対するRadial Incision ad Cutting (RIC)法の安全性・有効性の検討
- 大腸憩室出血に対する留置スネアを用いた内視鏡的止血術の有効性の研究
- アルコール性重症急性膵炎に対する経乳頭的経鼻膵管ドレナージの有用性の検討
多施設共同研究
- JCOG1902 早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の高齢者適応に関する第III相単群検証的試験
- JCOG1009/1010 未分化型早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の適応拡大に関する第II相試験(長期の追跡調査中)
- 直接作用型経口抗凝固薬内服者における大腸ポリープ切除後出血の薬理学的予測因子の探索的研究
- 直接作用型経口抗凝固薬内服者における内視鏡的粘膜下層剥離術後出血の薬理学的予測因子の探索的研究
- 大腸ポリープ周術期における直接抗凝固薬(DOAC)の休薬期間に関する非盲検化ランダム化比較
- 消化器内視鏡に関する疾患、治療手技データベース構築
- 「胃癌AI診断の精度向上」のための研究
- 大規模データベース構築から明らかにする急性下部消化管出血患者のクリニカルアウトカムの実態とその関連因子の解明:多施設共同後ろ向き研究
- 家族性膵癌家系または遺伝性腫瘍症候群に対する早期膵癌発見を目指したサーベイランス方法の確立に関する試験
- 抗凝固薬内服例の胃腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)におけるダビガトラン置換の有効性を検証する多施設前向き試験
- 大腸腫瘍に対するcold snare polypectomy後に癌と診断された症例に対するサーベイランス方法についての探索的研究:多施設共同研究
- COVID-19患者の消化管出血リスク因子および内視鏡所見の検討
- 中等度から重度の活動期の潰瘍性大腸炎患者を対象とするグセルクマブの有効性及び安全性評価を目的とした第2b/3相、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、並行群間比較、多施設共同試験
- 中等症から重症の活動期のクローン病患者を対象とするグセルクマブの安全性及び有効性評価を目的とした第3相、非盲検、多施設共同試験
- 術後良性胆管空腸吻合部狭窄に対する double fully covered self-expandable metallic stent (saddle-cross technique)を用いた内視鏡的治療の多施設検証的試験
- 非切除遠位悪性胆道狭窄に対するフレアなし全カバー付き自己拡張型金属ステント留置に関する後ろ向き観察研究
- B型肝炎ウイルスおよびD型肝炎ウイルスの共感染の治療を目的としたJNJ-73763989の有効性、安全性、薬物動態を検討する第2相、他施設共同、ランダム化、二重盲検、実薬投与遅延群を設定したプラセボ対象比較試験
関連診療科・部門
2023年1月24日 最終更新