患者さんへのメッセージ
悪性食道疾患(食道がんなど)と一部の良性食道疾患に対応しています.また,診断,治療,医療相談,セカンドオピニオンに応じます。
手術療法はロボット支援手術や胸腔鏡手術といった低侵襲手術が主体ですが,開胸・開腹による拡大手術まで幅広く行っています。
消化器内科,腫瘍内科,放射線診断科,放射線治療科とのキャンサーボードを毎週開催しています。
食道がんに対する適切な治療法は,同じ病気でも一人ひとり,個々で異なります。進行度・病期(ステージ)を的確に診断したうえで年齢,既往歴・併存疾患,生活環境など患者さんそれぞれの背景を充分に考慮し,根治切除可能と判断した場合は手術を行いますが,希望に応じて化学放射線療法を行う事もあります。また,進行度に応じた集学的治療(手術,放射線療法,薬物療法,内視鏡治療を組み合わせること)を積極的に行っています。
胸部食道癌 頸部食道癌 食道胃接合部癌 食道粘膜下腫瘍 頸部食道憩室 食道裂孔ヘルニア(Upside-down stomach)