キャッスルマン病
駒込病院は、キャッスルマン病における東京の拠点病院です。
キャッスルマン病は著しい炎症反応と高γグロブリン血症を特徴とする全身性リンパ増殖疾患です。患者さんによって状態は様々なのですが、炎症による消耗で貧血が進行し、放置しておくとアミロイドという蛋白が沈着することによる臓器障害を生じる危険性もあるため、治療が望ましい疾患です。ステロイドを使用してきましたが、効果不十分であることが多く、保険適応となっている生物学的製剤のトシリズマブの使用が必要です。
当科ではトシリズマブ使用経験も豊富なためキャッスルマン病の治療にも生かされています。2017年11月、キャッスルマン病も難病に認定され、2018年4月に患者認定が開始されました。これにより患者さんのトシリズマブ使用の負担が軽減されております。当科はキャッスルマン病の東京の拠点病院の一つにもなっております。
キャッスルマン病の受診にかかるお問い合わせ先
◆患者さんは予約センターにて、 膠原病科の診療予約をご取得ください。
◆医療機関からの直接のご予約は、医療連携担当にて承ります。