移植を行うための条件

移植に適した幹細胞源があること

骨髄や末梢血幹移植では原則はHLAの一致したドナーがいることが必要ですが、病状等によりHLA不一致の移植も施行しております。
臍帯血移植においては、HLAは完全一致でなくても構いませんが、一定以上の細胞数が必要になります。

年齢・・・70歳まで

移植を行う上限年齢は徐々に上昇しています。
70歳代の高齢者の移植も積極的に施行しています。

臓器障害が無いこと

心・肺・腎・肝臓に異常が無いことが大切です。

十分な移植に対する理解と同意

同種造血細胞移植はとても強力な治療ですが、同時にリスクの高い治療です。その利点と危険を十分理解してのぞむ必要があります。