「こんなに私が苦しみ、困っているのにどうして酒をやめられないの?」と思ったことはありませんか?
身近な方のアルコール問題で困ったとき、次の対応をご案内しています。
- 知ること
アルコール依存症の患者さんは、「自分は依存症でない」と認めず、酒の害に気づいていても専門医療機関を受診することがほとんどありせん。ご家族や周囲の方々がアルコール依存症を知り、理解を深めることが治療の第一歩です。
1 家族が知っておくとよいこと - 相談すること
ご家族や周囲の方々が飲酒で起こった問題を肩代わりすると、疲弊し、様々な問題を抱えていきます。まずは専門相談機関に相談しましょう。相談することでご家族や周囲の方々が元気を取り戻し、治療への糸口を持つ事ができます。
2 相談先 - 家族会に参加すること
共通の問題に悩むご家族と経験を分かち合うことや、本人への正しい対応法を学ぶことで、問題解決の道が見えてきます。ご家族や周囲の方々が穏やかな生活を取り戻し、回復していくことが、本人の回復を助けることになります。
3 松沢病院で開催の家族会等
1 家族が知っておくとよいこと
準備中
2 相談先
ご家族の相談先(PDF 102.9KB)(PDF 102.9KB)
(1)公的機関相談先
都内在住の方
精神保健福祉センター(都内3か所)
東京都立中部総合精神保健福祉センター(東京都福祉局)(外部リンク)
東京都立多摩総総合精神保健福祉センター(東京都福祉局)(外部リンク)
都内保健所
特別区保健所・保健センター一覧(東京都保健医療局)(外部リンク)
都外在住の方
全国精神保健福祉センター(全国精神保健福祉センター長会HP)
全国の保健所
(2)アルコール問題について相談できるところ
アラノン
断酒会
マック
(3)都内アルコール専門医療機関
依存症専門医療機関及び依存症治療拠点について(東京都HP)(外部リンク)
3 松沢病院で開催の家族会等
依存症からの回復には、ご家族も依存症に関する正しい知識を身につけることが大切です。
当院では、ご家族同士で体験を語り合う「依存症家族ミーティング」と、依存症に関する基本的な知識や対応方法を学ぶことができる「アルコール・薬物等依存症家族教室」を開催しています。