診療内容
- むし歯による痛み、腫れ、摂食障害(齲蝕症、歯髄炎、根尖性歯周炎、顎骨炎)
歯磨きはしていたのに、むし歯になってしまったという場合は、日常の食生活に問題があるかもしれません。 むし歯治療は治すだけでなく、予防が大切です。 当科では、食事調査を行い、むし歯の原因を考えながら食事指導も行っています。 - けがによる歯の損傷(歯の破折、脱落)、口の粘膜の損傷
(注)歯が抜け落ちた場合、脱落歯の状態が良ければ再植が可能です。乾燥を防ぐために 「歯の保存液」もしくは「牛乳」に入れてお持ちください。 - 歯の異常 (過剰歯、埋伏歯、歯牙腫、変色歯、萌出異常)
- くちびるや舌の異常 (粘液のう胞、舌小帯異常、上唇小帯異常)
- 障害児歯科診療
- 発達障害
(広汎性発達障害、アスペルガー障害、自閉症、ADHD、学習障害、知的障害) - 神経症
(強迫性障害、恐慌不安性障害、不安性障害、解離・転換性障害、適応障害) - てんかん
- 発達障害
- 暴れて治療が出来ない子どもたちや、もともと病気を持つ子どもたちの歯科治療
- お口の中の病気についてのご相談
外来の診療室で治療が困難な場合には、全身麻酔での集中的な歯科治療を積極的に取り入れています。
全身麻酔における歯科治療について
障害児の全身麻酔によるむし歯治療を中心に、多数のむし歯治療、埋伏歯抜去、くちびるや舌の異常に対する手術を行っています。 協力が得られない子どもたちに対しても症状に応じて全身麻酔を適応しています。心電図や採血などの手術前検査は子どもたちにとって 負担が大きいため、検査前に保育士によるお子さんへの説明(プレパレーション)をおこない、できるだけ子どもたちに負担がないよう心がけています。 また、その時の体の状態に応じ、入院手術および日帰り手術を選択しています。全身麻酔については麻酔科の案内もご覧ください。
当科には歯科衛生士が勤務し、診療の補助ばかりでなく、歯磨き指導やむし歯にならないための食事指導などの相談に応じています。また、入院中のお子さんにもお口のケアを行っています。
お口に関することで困ったことがありましたら、お気軽にご相談ください。