循環器科

トピックス

パルスフィールドアブレーション導入しました!

心房細動に対するカテーテルアブレーションでは「高周波エネルギー」または「冷凍」での心筋焼灼術が実施されてきました。これらはいずれも“熱エネルギー”を用いるため、心筋のみならず食道や神経、血管といった周辺組織へのダメージが起こりうる合併症リスクがありました。
一方、近年、“高電圧”を用いた非熱エネルギーでのアブレーション方法(パルスフィールドアブレーション:PFA Pulsed Field Ablation)が実施できるようになり当科でも導入しました。従来の方法と遜色のない有効性が証明されており、周辺組織への悪影響がなく、術時間が短いという特徴を有しています。
当科では最新のパルスフィールドアブレーションの治療デバイスを複数揃えており、患者さんの病状に応じた治療選択が可能です。

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Boston社Farapulse
Medtronic社PulseSelect 写真
Medtronic社PulseSelect

特色・専門領域

次のような患者さんがいらっしゃいましたら是非ご紹介ください

こんな病気紹介してね

 当科では、虚血性心疾患、不整脈、心不全診療に重点を置き、常に最新の高度・低侵襲治療の提供を目指しております。救急医療では、東京都CCUネットワークの1施設として24時間体制で心臓救急患者さんの受け入れを行っております。
 虚血性心疾患では、急性心筋梗塞や狭心症に対し、閉塞あるいは狭窄した血管に、心臓カテーテル治療(経皮的冠動脈形成術、ステント留置術)を積極的に行っており、良好な成績を得ております。他院で治療困難な慢性完全閉塞病変(CTO)に対しては、レトログレードアプローチも行っています。また、最近ではエキシマレーザー(ELCA)、ロータブレーター(ROTA)、軌道式アテレクトミーシステム(OAS)、方向性プラーク切除デバイス(DCA)、血管内石灰化破砕術(IVL: Intravascular Lithotripsy, Shockwave)を用いた冠動脈アテレクトミー血管形成術や薬剤コーティングバルーン(DCB)を組み合わせたステントレス治療にも積極的に取り組んでおります。さらに、冠動脈CT検査や心臓MRI検査などにより、患者さんの体に負担のかからない方法で冠動脈評価を行っております。
 心筋梗塞のみならず、心筋症、心筋炎、弁膜症、肺塞栓などに基づく心不全に対しては、薬物治療、大動脈バルーンパンピング法(IABP)、インペラ補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)、経皮的心肺補助装置(PCPS)などを用いて治療にあたっております。さらに、これらを用いても治療困難な難治性重症心不全症例は、東京医科歯科大学病院と連携して補助人工心臓装着などの適応検討も行っています。
 不整脈疾患では、心房細動や心房粗動、発作性上室頻拍といった心房不整脈のほか、より重症度の高い心室不整脈など、あらゆる不整脈治療に対応しております。三種類の3Dマッピングシステムを選択可能で、薬物治療やカテーテルアブレーション治療などを幅広く行っており、中でもカテーテルアブレーション治療については多数の施行件数を有しています。また、他院で施行困難なバイポーラーアブレーションや心外膜アプローチを用いたアブレーション、ケミカルアブレーション等も行っております。
 徐脈性不整脈に対するペースメーカーや心室不整脈に対する植え込み型除細動器(ICD)、低心機能症例に対する心臓再同期療法(CRT)など、あらゆる植え込み型デバイス治療にも対応しております。最近ではより負担の少ない皮下植え込み型ICD(S-ICD)やリードレスペースメーカー、植込み型心電計などの治療も行っております。いずれも、MRI対応デバイスを使用しております。

第1カテーテル検査室(虚血性疾患用)
第2カテーテル検査室(不整脈疾患用)
2024年度スタッフ集合写真

主な診療内容

虚血性心疾患

心臓に酸素や栄養を送る血管である冠動脈が、動脈硬化等により、細くなったり詰まったりして、心臓に十分な血液が供給されないために起こる病気です。狭心症と心筋梗塞を合わせて「虚血性心疾患」と呼びます。薬物治療や、心臓カテーテル治療を行います。当科では、24時間、心臓カテーテル治療を行うことができる体制をとっています。

狭心症―労作性狭心症、冠攣縮性狭心症、無症候性心筋虚血

動脈硬化が進行すると(図1)のように血管は徐々にせまくなります。冠動脈が動脈硬化性に細くなり狭心症を来たすものを労作性狭心症といいます。典型的な症状は、運動をしたり階段を上がったりするときに生じる数分間持続する胸痛や圧迫感・息切れで、安静にて症状が消失します。冠動脈の狭窄がなくても血管壁の痙攣(スパズム)によって胸痛を生じることがあります。これが冠攣縮性狭心症で、夜間早朝や安静時に症状がおこることが特徴です。
症状のない狭心症は無症候性心筋虚血とよばれ、心臓は虚血にさらされていても、症状の感じ方が鈍くなっているため症状を感じないという状態です。糖尿病や高齢者に多く、症状がなくても治療をしないと、後述する心筋梗塞のリスクとなるため早急な治療が必要です。

図1 狭心症

心筋梗塞

冠動脈が完全につまり血流が途絶えてしまうと心筋が壊死をおこしはじめます(図2)。この状態を心筋梗塞といいます。日本での心筋梗塞発症数は年間約15万人で推定死亡率は30%といわれています。突然おこる強い胸痛、冷汗、左肩へ放散する違和感、死の恐怖を感じるなどが症状の特徴です。心筋が壊死しきってしまう前に、血流を再開することが必要であり、緊急に心臓カテーテル検査を行う必要があります。

図2 心筋梗塞

心臓は全身に血液を送るポンプですが、心臓自身の筋肉へ血液をおくり、酸素や栄養を供給する血管を冠動脈といいます。冠動脈は左右に1本ずつあり、左冠状動脈はさらに2本に枝分かれし、全部で3本の大きな枝から成り立っています(図3)。冠動脈が動脈硬化やけいれん(攣縮)などのために狭くなったり、詰まったりすると、心筋へ十分な血流が行き渡らなくなります(図4)。この状態を心筋虚血といいます。狭心症や心筋梗塞のリスクとして、糖尿病、高脂血症、喫煙、肥満、高血圧、家族歴が挙げられます。これらを有している方は、特に注意が必要なため定期的な心臓検診をおすすめします。

図3 冠動脈
図4 プラークによる動脈の狭窄

当院での検査・治療

当院では、冠動脈CT、心筋シンチグラフィなどを用いて患者さんの体に負担のかからない方法で評価することを心がけています。

冠動脈CT(図5)

当院は320列CTを有し積極的に冠動脈の評価をおこなっています。320列CTは従来のCTよりも撮影の範囲が広いため、素早い検査が可能です。

図5 冠動脈CT

トレッドミル運動負荷心電図

心電図をつけながら、トレッドミル(ベルトコンベアー)の上を歩行していただく検査です(図6)。運動中に狭心症の症状や心電図変化がおこるかどうかを評価できます。

トレッドミル運動負荷心電図

運動、薬剤負荷心筋シンチグラフィ

運動もしくは薬剤投与にて心臓に負荷をかけ、アイソトープ薬品を注射します。アイソトープ薬品の心臓への分布の仕方により狭心症を評価することができます(図7)。造影剤アレルギー、喘息、腎機能障害を有する患者さんでも施行することができます。

図7 シンチ画像(矢印は下壁の虚血)

ホルター心電図(24時間心電図)

24時間連続して心電図を記録します。患者さんは症状があるとき器械のボタンをおしていただきます。この検査では症状があるときの心電図変化、無症候性心筋虚血、不整脈を評価することができます。

心臓カテーテル検査、心臓カテーテル治療(経皮的冠動脈形成術)

検査で虚血性心疾患が疑われる場合は、心臓カテーテル検査で診断を確定します。また、急性冠症候群では、できるだけ早く冠動脈の血流を改善させることが必要なので緊急に心臓カテーテル検査を行います。
心臓カテーテル検査は、レントゲン透視画像を見ながら、太さ1.4mmから2.0mmのチューブを、手首(橈骨動脈)の血管から冠動脈に挿入し、造影剤を注入することにより冠動脈を評価する検査です。冠動脈に狭窄や閉塞を認めた場合には、経皮的冠動脈形成術を施行します。まず狭窄部に細いワイヤーをとおします。次にワイヤーに沿わせてバルーンを狭窄部にもっていき拡張します(図8)。バルーンのみでは拡張が不十分な場合には、ステント(円筒状の金属製の網)を留置します(図9)。ステントは様々なサイズと種類があります。薬剤溶出性ステントは、ステントの表面に薬剤が塗ってありステントの再狭窄を抑制できる効果があります。冠動脈病変の状態や患者さんの年齢、全身状態などを考慮して適切なステントの選択を心がけています。また、動脈硬化が進行すると血管が石のように硬くなり(石灰化)、バルーンで拡張できないことがあります。このような石灰化が強い病変に対してはロータブレーターを使用します。ロータブレーターは先端にダイヤモンドチップがついており、高速で回転させることにより石灰化を削り、バルーンで拡張できるようにします。
また、当院ではエキシマレーザーによる冠動脈形成術も併用しています。エキシマレーザーは、カテーテルの先端からレーザー光を照射するカテーテル治療器具です。風船療法(PTCA)のみによる治療が困難な冠動脈狭窄、閉塞病変部を、エキシマレーザー照射により焼灼、除去するものです。エキシマレーザー血管形成装置から供給されるレーザー光を、経皮的に冠動脈内病変部に挿入されたエキシマレーザー血管形成用レーザーカテーテルを介して狭窄、閉塞病変組織に照射することにより、病変部を蒸散、除去し、血管内腔を拡大します。

図8 バルーンによる拡張
図9 ステント留置術

冠動脈バイパス術

前述したカテーテル治療によって多くの病変は治療可能ですが、冠動脈病変の場所や形態によってはカテーテル治療が不適切な病変もあります。その場合、心臓血管外科と連携し冠動脈バイパス術によって治療いたします。

不整脈

当科では1990年代より不整脈診療を専門的に行ない、患者さんの治療にあたってきました。日本不整脈心電学会認定の不整脈専門医研修施設で、最新の医療器械を整備し、不整脈専門医による質の高い治療を提供し続けています。

心房細動

心房細動は最も多い頻脈性不整脈のひとつです。心臓の動きは電気信号によってコントロールされていますが、心房細動では心房のなかで異常な電気興奮が渦巻いてしまい、これが不規則に心臓の下の部屋(心室)に伝わってしまうという病気です。不規則に心臓が収縮するために脈が乱れたり、脈拍自体が速くなったりするため、動悸や胸の違和感などの自覚症状を伴う事がありますが、症状が出ない事もあります。
 基本的にはこの不整脈自体が命に関わるわけではありませんが、脈が乱れて血流によどみができてしまうため、心臓の中に血の塊(血栓)ができてしまう事があり、これが血流にのって頭に飛んでしまうと脳梗塞を起こす原因となります。また、本来の整った心拍ではなくなってしまうため、無治療で経過すると心臓に負担がかかってしまい、心臓の機能が落ちてしまったり、心不全と呼ばれる状態に陥ってしまったりする事もあります。
 心房細動の原因として、肺から左心房へ流入する肺静脈という血管から異常な電気信号が発生し、これが心臓に伝わってしまうことが引き金となってしまうという事が知られています。このことから、心房細動に対する根治療法としては、左心房と肺静脈の間を電気的に隔離する「肺静脈隔離術」という治療を行います。
 当院では、カテーテルを用いたこの肺静脈隔離術を積極的に行っており、パルスフィールドアブレーション(PFA: Pulsed Field Ablation)や高周波アブレーション治療に加え、冷凍(クライオ)バルーンアブレーション、ホットバルーンアブレーションといった様々な治療が施行可能です。

心房細動
心房細動
心房細動

第36回都民公開講座「見つけて、治す、心房細動」(外部リンク)
担当:北條林太郎(循環器科)
(クリックすると動画が再生されます。)

また治療が困難な複雑な症例では、心房性不整脈でも心外膜アプローチを用いて診断/治療を行っています。

心外膜アプローチを用いてマップした、左房後壁の心外膜側にのみ残存した電位。 (左)左房心内膜側voltage map。(右)左房心外膜側voltage map。(当院からの論文J Arrhythm.2020 Arai et al.)

心室不整脈

 命に関わるおそれのある心室不整脈(心室頻拍・心室細動)に対する薬物治療やカテーテルアブレーション治療、植込み型除細動器(ICD)治療などを行っています。心室不整脈に対するカテーテルアブレーション治療は日本でも有数の経験があり、従来のアブレーション治療では難しい症例に対する心外膜アブレーション治療や bipolar ablation など、より高度で専門的な治療を行っております。

心外膜アプローチを用いてVTアブレーションを行った心サルコイドーシスの症例(当院からの発表 宮澤他 2017) 左の二枚の画像が心外膜アプローチで得られた非VT中のvoltage mapとVT中のactivation map。 右の二枚の画像はアブレーションを行った部位での透視画像(左:RAO、右:LAO)

植込み型デバイス治療

 ICDについては患者さんの病態に応じて、よりリスクの少ない皮下植込み型ICD(S-ICD)も植え込み可能となっております。植込み後は外来での管理のほか、遠隔モニタリングシステムによる24時間体制でのフォローを行っており、万が一の場合に備えております。また、ペースメーカーについても同様に、従来のペースメーカーより負担の小さいリードレスペースメーカーが使用できる場合があります。これらの機器については使用にあたっていくつか条件がありますので、ご不明な点は担当医までお問い合わせください。
 また、失神を繰り返したり、脳梗塞を起こしたりしたとき、その原因として不整脈が関与している場合があります。従来であれば検知が難しかったこのような発作性の不整脈に対し、当院では植込み型心電計(ICM)を用いて診断を行っております。ICMを植込むことにより不整脈発作が明らかとなり、有効な治療につなげることができる場合があります。

植込み型デバイス治療画像
植込み型デバイス治療画像
植込み型デバイス治療画像

皮下植え込み型ICD(左)やリードレスペースメーカー(中)、植え込み型心電計(右)などのデバイス治療も行っています。

エキシマレーザーリード抜去

 ペースメーカーや植込み型除細動器などの心臓植込みデバイスの手術件数は年々増加していますが、植込み後の合併症として感染やリード不全があります。これらの合併症に対してはリード抜去を含めたマネージメントが必要になります。当院ではエキシマレーザーを用いたリード抜去術を施行しています。リード抜去を必要としている患者さんがいらっしゃいましたら遠慮なくご相談ください。
リード抜去術のご依頼・ご相談 担当:北條林太郎・高橋正雄・深水誠二(循環器科)

デバイス遠隔モニタリング一括管理システム

当院ではデバイスの遠隔モニタリングシステムの運営にあたり、ORIFICEシステムを使用し、遠隔モニタリングシステムを効率化し、患者さんにより良いデバイス治療を提供できる環境を整えています。

ORIFICEシステムの概要 各デバイスメーカーの情報を統合し一台のPCで管理します。

心不全

 虚血性心疾患・心筋症・心筋炎などによる心臓の収縮力の低下や、高血圧・弁膜症・貧血などによる心臓への負荷の増大、徐脈性・頻拍性不整脈などの原因により心臓のポンプとしての機能が低下した状態が「心不全」です。当院では、薬物治療、デバイス治療、合併する不整脈や虚血性心疾患の治療を総合的に行い、一人一人の患者さんに合わせた適切な治療を提供しています。

心臓リハビリテーション

近年、高齢化する社会において心臓疾患を抱える患者さんは増加する一方ですが、従来の疾患に対する治療のみのアプローチではなく、健康寿命を延ばすことを目標とした包括的心臓リハビリテーションが重要であるとされています。心臓リハビリテーションの目的は、循環器疾患をもつ患者さんの円滑な社会復帰や病気の再発・悪化を予防することです。当院の心臓リハビリテーションチームでは、運動療法のみならず、食事指導、薬剤指導や生活指導、さらには精神的・社会的なケアといった様々なアプローチで患者さんひとりひとりに合った包括的な心臓リハビリテーションを提供しています。
心大血管リハビリテーションの対象疾患:慢性心不全、急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、経カテーテル大動脈弁置換術後、大血管疾患(大動脈解離や動脈瘤、大血管術後)、閉塞性動脈硬化症

末梢動脈疾患

閉塞性動脈硬化症・バージャー病・レイノー病・腎動脈狭窄症などの疾患があり、頸動脈や上下肢の動脈、腎動脈などの末梢の動脈に狭窄、閉塞を来す疾患です。生活指導、薬物治療を行った上で治療効果が不十分な場合にカテーテル検査および治療、あるいは重症な場合は脊髄刺激療法(SCS; spinal cord stimulation)を行います。

弁膜症

心臓には4つの弁があり、この弁がうまく機能しなくなった病気を「弁膜症」といいます。弁は血液を一定方向に流し、逆流させない働きをしていますが、十分に開かない状態を狭窄症、弁が完全に閉まらず血液の逆流を生じているものを閉鎖不全症といいます。心臓血管外科と協力し診療を行っています。

大動脈疾患

大動脈は心臓から血液を全身に送り出すパイプの役割を果たす、体の中で最も太い血管です。大動脈の一部がこぶのように膨らんだ状態を大動脈瘤、血管の内膜がはがれる状態を大動脈解離といいます。心臓血管外科と協力し診療を行っています。

研修施設学会認定

日本循環器学会認定循環器専門研修施設
日本不整脈心電学会不整脈専門医研修施設
日本心血管インターベンション治療学会専門医研修施設

主な医療設備

CCU6床、一般病床40床、心臓カテーテル検査室2室、その他血管撮影室1室、320列CT、核医学検査装置、トレッドミル、心臓超音波8台(ハイエンド3台、ポータブル4台、ワイヤレス1台)、加算平均心電図、IABP3台、PCPS3台、インペラ2台、血管内超音波(60MHz)3台、光干渉断層撮影2台(OCT、OFDI)、ロータブレータ―、ダイヤモンドバック、プレッシャーワイヤー(FFR、iFR、RFR、DPR、DFR)、エキシマレーザー、方向性冠動脈粥腫切除術(DCA)デバイス、クロッサー、3Dマッピングシステム3台(カルトシステム、エンサイトシステム、リズミアシステム)、冷凍(クライオ)バルーン、ホットバルーン、PFA(Farapulse, PulseSelect)、植込みデバイス遠隔モニタリング一括管理システム(ORFICE)

診療実績

虚血性心疾患および不整脈疾患を中心に幅広い循環器疾患に対応して治療を行っています。

主な検査・手術実績
検査・手術名実績数
2018年2019年2020年2021年2022年2023年
カテーテルアブレーション438403247167260341
冠動脈形成術318276212109169205
経皮的末梢血管形成術414221262825
ICD・CRT523736223344
ペースメーカー413150354448

国内・国際学会、論文・雑誌執筆実績

 当科は国内・国際学会への発表および、論文・雑誌執筆も積極的に行っております。治療の難しい複雑な病態や、まれな症例の治療経過、治療の一定していない病態の研究結果などを、学会発表や論文・雑誌執筆をとおして発信しています。
当院循環器科からの Pubmed 掲載論文実績(152編 2024年5月現在)(外部リンク)

外来部門

 当院外来では通常外来の他、ペースメーカー/ICD管理外来、心房細動専門外来、不整脈専門外来などの外来があり、専門性の高い管理を行っております。

心房細動専門外来 (月曜日 午後:深水 医師)

心房細動の治療に関する相談など、専門医による診察を行っております。

臨床研究

 当科では、以下の臨床研究を実施しております。ご質問がある場合、またはこの研究に「自分の情報を使ってほしくない」とお思いになりましたら、遠慮なく担当者までご連絡ください。ただし、すでに解析を終了している場合には、研究データからあなたの情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

当科は補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業に参加しています。
詳細は下記URLをご覧ください。

シニアレジデント募集

循環器疾患に関する臨床的ならびに基礎的医学の専門的な知識及び技能を修得し、優れた臨床医になることを目的としております。心臓疾患及び末梢血管疾患の患者を担当し、疾患の診断、一般治療及び救急治療を研修します。当科では経験豊富な常勤医のもとで充実した指導体制を整えており、市中病院としては診断・治療機器も充実しているため、幅広い循環器疾患を経験することができます。
施設見学は基本的に常時受け付けておりますので、「病院見学申込」をご確認ください。

関連リンク

外来診療担当医

循環器科の外来担当表はこちらをご覧ください。

最終更新日:2024年12月12日