血液・腫瘍科 部長 湯坐 有希
<<当科で行っている先進医療について>>
小児膠芽腫に対するNovoTTF-100Aの安全性試験(PDF 331.2KB)
<<当科で行っている特定臨床研究について>>
新規発症高リスク神経芽腫に対するイソトレチノイン単独維持療法の安全性・有効性試験(PDF 440.9KB)
診療内容
小児がん(白血病、固形腫瘍)患児を診療し、造血幹細胞移植を行っています。
- 小児がん (白血病、固形腫瘍)治療では、がん化学療法及び造血幹細胞移植を行っています。
- 小児白血病は、小児がんの中で最も多い疾患で、治療成績も良くなり、約80%の方は治療を終え、健康な生活を送れます。
- 造血幹細胞移植も積極的に行い、骨髄バンク、臍帯血バンクからの移植も行っています。
- 小児がんの治療に関しては、外科系各科、診療放射線科、検査科、心療内科、心理士などの関係各科と連絡を取り合い、診療を行っています。一般血液疾患については、総合診療科と連携して診療を行っています。
- 小児がん患児のがん化学療法、造血幹細胞移植を受けているお子様達も家にいるときと同様の教育を受けることができます。→小児がん拠点病院のページはこちら
こんな症状のお子さんが対象です
入院
急性リンパ性白血病をはじめとした血液悪性疾患、固形腫瘍 (神経芽腫、ウィルムス腫瘍、横紋筋肉腫、睾丸腫瘍、など)を多く診ています。
外来
赤血球系:再生不良性貧血、溶血性貧血を初めとした各種貧血
白血球系:白血球の数的、質的異常である各種好中球減少症、白血球機能異常症
血小板系:特発性血小板減少性紫斑病を初めとする血小板の数的、質的異常疾患
凝固系:血友病、フォンウィルブランド病などの凝固因子異常症
および造血幹細胞移植後の方を診ています。