リウマチ膠原病科(外科系)資料
当科では、人工関節置換術および手・足の変形矯正術を中心に手術を行っています。
人工股関節全置換術
基本的に、脱臼しにくい前方侵入法で行っています。筋肉のダメージが少ないため、術後の回復が早いというメリットもあります。
人工膝関節全置換術
基本的にセメントで固定していますが、骨がしっかりしている場合セメントレス(セメントなし)で行っています。手術時間が短くてすみます。
人工肩関節全置換術
腱板損傷があると通常肩は挙がりませんが、損傷があっても挙上できるリバース型人工関節を採用しています。現時点では、70歳以上の方に適応があります。
人工肘関節全置換術
変形の強い方には、写真のような長い人工関節を使用しています。
人工足関節全置換術
症例によっては、セメントレスで対応しています。
人工指関節全置換術
指のつけねの関節(MP関節)の変形が強い方に適応があります。シリコン製の人工関節を挿入しています。
足趾形成術
あしゆびのつけねの関節(MTP関節)の脱臼を直し、ゆびを真っ直ぐに矯正します。痛いウオノメも術後なくなります。
関連診療科・部門
2023年1月 4日 最終更新