都立病院人材育成ビジョン第3章 10その他コメディカル部門等

都立病院人材育成ビジョン

第1部 第3章
部門(職種)別の人材の確保、育成・活用に向けた取組の方向性

10 その他コメディカル部門等

その他コメディカル部門全文

03_第1部第3章_10_【その他コメディカル部門等】(PDF 390.9KB)

概要
  • 都立病院では、これまで挙げた職種のほか、周術期等口腔管理における口腔ケア等を行う歯科衛生士、相談支援部門等において患者や家族のサポートを行う心理職、病院において医療保育を行う保育士など、様々な部門で多様な職種の職員が働いています。
  • これまで、常勤職員の採用については、職種ごとの欠員状況に応じて実施し、本給や手当、勤務時間などの採用条件は、統一的に条例等で定められていました。しかし、地方独立行政法人への移行に伴い、医療ニーズや診療報酬の改定に伴う新たな専門職の確保や急な欠員補充などに対し、柔軟な職員採用、新たな職種の設定及び新たな手当の創設による人材確保や処遇の改善などが可能となりました。
  • 一方、部門(職種)内に管理職が設置されていない職種や、病院の機能によって配置数に偏りが生じる職種の育成は、各病院現場に委ねられているのが現状です。今後、さらに新たな専門職種の採用が増えていくことが見込まれるため、都立病院として、それらの職種ごとの育成体制等を検討していく必要があります。
  • このことから、各職種が有する課題をきめ細かに分析したうえで、職種ごとの役割や知識・技術を明確化し、キャリアラダーやキャリアプラン等に基づく人材育成体制を踏まえた専門人材の着実な確保・育成・活用についての取組を推進していきます。