糖尿病基礎講習・糖尿病教室 糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院
診療科のご案内
お知らせ
・内分泌疾患の診療に力を入れています。
二次性高血圧が疑われる患者さまがおりましたら、ぜひご紹介ください。
木曜午前 内分泌・甲状腺外来(西田)の外来をご利用ください。
・糖尿病合併症の評価として骨密度測定、骨密度測定装置による全身体組成検査を開始しました。
・インスリンポンプ外来を始めました。
CSII、SAP療法を行う外来です。まずどんな治療なのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、わかりやすくお話ししてから導入いたします。
開始する、しないに関わらず、治療に興味があるかたがおりましたら、是非ご紹介ください。
(水曜午後 連携予約をご利用下さい。)
・糖尿病 外来教育(生活習慣病センター 糖尿病プログラムCコース)再開
コロナ禍で一旦中止しておりましたが、外来教育・栄養指導を主としたコースを再開しております。医師の診察(指導内容確認)後、そのまま糖尿病基礎講習(医師による糖尿病の基本的な話、集団栄養指導)を受講することができます。個別栄養指導および木・金曜日に行われる糖尿病教室を受講することが可能です。初めて糖尿病を指摘された患者さま、糖尿病のことを知りたい、栄養指導を受けたいという患者さまにご活用ください。
(希望される患者さまは、かかりつけの先生にご相談ください)
診療内容
現在スタッフ11名が診療を担当しています。糖尿病については診断、治療および合併症の評価のみならず、食事指導を始めとした患者教育にも力を入れており、コメディカルと協力し、糖尿病基礎講習・糖尿病教室を開催し、糖尿病教育パス入院(1・2週間コース)、短期食事体験を行っています。
総合内科初診担当医・救急外来担当医と連携をとり急性合併症の対応も可能です。外来での注射治療(インスリン、GLP-1受容体作動薬)療法導入も行っています。また、当院は総合周産期母子医療センターであることもあり、妊娠糖尿病の方も多く、母性内科(糖代謝異常)外来において周産期の血糖コントロールも行っています。
内分泌・甲状腺外来において甲状腺・副腎疾患を中心に診療しております。
診療実績
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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入院患者数 | 183 | 74 | 68 | 64 | 114 |
全外来患者数 | 2,456 | 1,769 | 1,596 | 1,848 | 2,247 |
2020年~2023年 コロナ患者対応、病院大規模改修あり
スタッフ紹介
氏名 | 資格 | 専門分野 |
---|---|---|
中村 佳子 なかむら よしこ (部長) |
| 糖尿病 内分泌代謝内科 |
田川 裕恒 たがわ ひろつね (医員) |
| 糖尿病 内分泌代謝内科 |
大野 睦記 おおの むつき (医員) | 日本内科学会総合内科専門医 循環器専門医 | |
金子 周平 かねこ しゅうへい (医員) | 日本専門医機構認定内科専門医 | |
西田 賢司 にしだ けんじ (副院長) |
| 糖尿病 内分泌代謝内科 |
保坂 辰樹 ほさか たつき (非常勤医員) |
| 糖尿病 |
浅井 佑介 あさい ゆうすけ (サブスペシャルティレジデント) | ||
青井 裕一郎 あおい ゆういちろう (シニアレジデント) | ||
濱嶋 政樹 はまじま まさき (シニアレジデント) | ||
森田 真奈子 もりた まなこ (シニアレジデント) | ||
池田 彩乃 いけだ あやな (慶應義塾大学専攻医) |
糖尿病基礎講習・糖尿病教室
糖尿病について学び、糖尿病とつき合うために必要な情報を得ることができます。是非ご参加ください。
希望される方はかかりつけ医にご相談下さい。
糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院
糖尿病教育パス入院
- 1週間コースでは糖尿病基礎講習・糖尿病教室を受講します。DVDを使った学習の他、チェックテストを用いて知識の確認をします。食事療法を体験し、個別栄養指導を受け、退院後の食事療法に役立ててもらいます。
- 2週間コースでは1週間コースの内容に加え、薬物療法(内服・インスリン注射、その他の注射製剤)の調整・導入を行います。
- リハビリテーション科と連携して運動療法の指導を行います。
- 口腔科と連携し、歯周病のチェックも可能です。
短期食事体験入院
糖尿病の食事療法といっても「どういう食事をすればいいのかわからない・・・」という患者さまに役立つような食事体験入院を行っています。原則金曜日午前中に入院し、月曜日午前中に退院する短期入院ですが、平日入院も可能です。
週末を有効に利用して適正な食事を体験し、食生活改善に役立ててみませんか?
糖尿病教育パス入院・短期食事体験入院を希望される患者さまへ
かかりつけ医がいる患者さまはかかりつけ医にご相談ください。(生活習慣病センターをご利用下さい。)
かかりつけ医がいない患者さまは初診外来の予約をお取りください。
内分泌・甲状腺外来
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医の西田が木曜日午前、担当しております。甲状腺疾患、副甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患など様々なホルモン異常について豊富な臨床経験を有しております。是非ご活用ください。
母性内科(糖代謝異常)
妊娠中の糖代謝異常には妊娠前から糖尿病と診断されていた「糖尿病合併妊娠」と妊娠してから初めて発見された糖代謝異常があります。後者は「妊娠中の明らかな糖尿病」と高血糖が認められるものの糖尿病には至っていない「妊娠糖尿病」があります。
妊娠中の糖代謝異常は軽度なものであっても、母体や胎児のみならず新生児の長期予後にも影響を与えることが明らかになっていますので、すべての妊婦に対して産婦人科にてスクリーニング検査が行われます。
その結果、糖代謝異常があると診断された妊婦は内科で専門的な管理を行います。その専門外来が「母性内科(糖代謝異常)」です。水曜日午後内科外来で行っています。
産婦人科と連携しながら、食事療法とともに血糖測定を行い、安心して出産を迎えられるよう、管理を行います。妊娠糖尿病は出産後、いったん糖代謝が正常化する方がほとんどですが、将来糖尿病発症リスクもあるため、産後に耐糖能の再評価も行います。
もともと糖尿病以外の内科系疾患(高血圧やリウマチ膠原病疾患など)がある方については 産婦人科による妊娠前相談や、膠原病母性外来で管理を行うことが可能です
糖尿病イベント
毎年11月の全国糖尿病週間に合わせて、大塚病院ではイベントを開催しています。
2024年度イベント案内はこちらをご覧ください。(PDF 526.7KB)
糖尿病専門医を目指す先生方へ (研修について)
当院は内分泌代謝・糖尿病内科領域 研修指導医3名(暫定2名含む)、日本内分泌学会内分泌代謝科研修指導医1名、日本糖尿病学会糖尿病研修指導医1名が在籍しています。
内科基本領域とともに連動して内分泌代謝・糖尿病内科領域の研修や、糖尿病内科研修を受けることが可能です。
2025年4月から研修希望の方の見学は2024年7月末で終了いたします。
糖尿病・内分泌代謝内科の研修を希望される方へ(PDF 1.2MB)
医療関係者の皆様へ
パスによる教育入院の対象は
ADL自立、DVDを用いた自己学習が可能、集団生活が可能な方です。
入院に同意いただけている患者さまについては「生活習慣病センター」経由の入院がスムーズです。
それ以外の入院については初診外来をご利用ください。
教育入院依頼についてはこちら(生活習慣病センターを窓口にしています)をご確認ください。(PDF 202.9KB)