2020年07月26日
令和2年7月24日(金曜日)に報道発表いたしました、都立小児総合医療センター職員4名の新型コロナウイルス感染について、その後の対応状況及び新たに職員2名の感染を確認したことを御報告いたします。
また、今回の感染確認による診療体制への新たな影響はありません。
1 PCR検査の結果について
(1)7月24日に陽性が判明した職員Bと接触があり、検査未了であった患者家族2名については、昨日7月25日(土曜日)に検査を実施し、全員「陰性」が判明した。
(2)7月23日(木曜日)のPCR検査で結果が陰性であった職員Eについて、体調不良の申し出があったため、7月25日に再検査を行い「陽性」が判明した。
(3)PICU(小児集中治療室)の感染状況を確認し、早期の通常運用再開を図るため、陽性が判明した職員4名(職員A、B、C及びD)と7月18日以降接触がないPICU等の看護師31名及び医師2名の計33名に対して、7月25日から本日にかけて検査を実施したところ、看護師1名(職員F)の「陽性」が判明し、他の職員32名は「陰性」であった。
2 病院の対応
(1)現時点で把握している限りでは、PICUに入院しPCR検査で既に陰性を確認している患者15名以外には、これまでに陽性が判明した職員6名と接触した患者はいない。引き続き患者15名の健康観察を行っていく。
(2)また、職員E及び職員Fと接触が判明した職員並びにPICUに所属し検査未実施の職員の計14名の看護師について、順次、PCR検査を実施するとともに、その結果等を踏まえて更に検査対象の範囲を検討していく。
(3)PCR検査で陰性が判明した職員のうち、職員E及び職員Fの濃厚接触者である看護師5名については、陽性職員と接触した日から14日間の自宅待機を行う。
(4)7月25日にPICU内の消毒を再度実施した。
(5)引き続き、職員の手指衛生やサージカルマスク着用などの感染防止対策を徹底するとともに、感染管理担当(ICT)による巡回点検を実施する。
3 今後の診療について
新たな職員2名の感染判明に伴う運用の変更はない。
4 新たに陽性が判明した職員の概要
職員E | 職員F | |
所 属 | PICU | PICU |
年 代 | 50代 | 50代 |
性 別 | 女性 | 女性 |
職 種 | 看護師 | 看護師 |
居住地 | 都内 | 都外 |
現在の症状等 | 軽症 | 軽症 |
陽性判明日 | 7月25日 | 7月25日 |
<参考>
〇 継続して維持している診療機能
・一般診療科の入院及び外来
・精神科の入院及び外来
・ER(重症患者の受入を除く。)
・新型コロナウイルス感染患者(疑いを含む。)の受入れ
〇 7月24日から縮小している診療機能
・こども救命センター(小児三次救急)は、当分の間、新規患者の受入れを停止
・ER(小児救急医療)は、当分の間、重症患者の受入れを制限
・術後集中治療を要する可能性のある患者の手術を延期
【参考資料】都立小児総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について(第2報).pdf(PDF 461.4KB)
≪問合せ先≫
小児総合医療センター事務局庶務課
電話 042-300-5111
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835