都立多摩総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について(2021年01月20日)

2021年01月20日

 都立多摩総合医療センターに勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、御報告いたします。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。 

1 当該職員の基本情報

年 代:50代

性 別:女性

職 種:看護師(常勤職員・病棟勤務)

居住地:都内

2 経過等

(1)経過

〇 1月16日(土曜日)

  夜勤明け。症状なし

〇 1月17日(日曜日)

  非勤務日。症状なし

〇 1月18日(月曜日)【発症日】

  非勤務日。発熱あり。以降、自宅待機

〇 1月19日(火曜日)

(2)現在判明している事実

・当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行うなどの標準予防策を実施していた。また、当院において、陽性患者との接触はない。

・当該職員の発症日の2日前である1月16日以降の当該職員との接触者を調査したところ、現時点で把握している限り、32名(入院患者16名及び看護師16名)である。このうち濃厚接触者に該当すると考えられる者はいない。

・当該職員が勤務する病棟は新型コロナウイルス感染患者が入院する病棟ではない。

3 病院の対応について

(1)感染経路については、現在のところ不明であり、保健所の調査に協力していく。

(2)当該職員と接触のあった入院患者16名のうち、発熱症状があった3名に、1月19日にPCR検査を実施したところ、全員「陰性」であった。入院患者の健康観察を行い、今後、症状が生じた場合はPCR検査を実施する。

(3)当該職員と接触があった職員16名に、現在、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。濃厚接触には至らないが、当該職員との接触状況を踏まえ看護師4名を自宅待機とした。職員についても健康観察を継続し、今後、症状が生じた場合はPCR検査を実施する。

(4)当該職員が業務を行っていた病棟や診察室、動線等は、日々消毒を実施している。

(5)職員のマスク着用や、手指衛生などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。

4 今後の診療について

 当該職員は、発症して以降は当院に勤務していないこと、勤務中は常時マスクの着用と手指衛生を実施していたこと、当院では標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、当院の感染症専門医等の意見を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。

参考資料

都立多摩総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について(PDF 131.2KB)

≪問合せ先≫

多摩総合医療センター事務局庶務課

電話 042-323-5111

病院経営本部サービス推進部事業支援課

電話 03-5320-5835

2020年度