2021年01月12日
令和3年1月8日(金曜日)に報道発表いたしました、都立墨東病院の一般病棟における新型コロナウイルス感染について、新たに患者1名及び職員1名の感染を確認したことを御報告いたします。
なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。
1 感染確認の状況
・1月8日(金曜日)に報道発表した患者Aと同室であった患者Dに、同日発熱があり、検査を実施したところ、「陽性」が判明した。患者Dは現在、感染症専用病棟へ転棟している。
・1月9日(土曜日)の夜勤中に、当該病棟で勤務する看護師(職員2)が発熱したため帰宅させ、以降、自宅待機とした。1月12日(火曜日)にPCR検査を実施したところ、「陽性」が判明した。
・患者Aの濃厚接触者であり、自宅待機となっている職員6名のうち、PCR検査の結果が判明していなかった医師1名について、1月12日に「陰性」を確認した。残る看護師1名は近隣の医療機関でPCR検査を実施予定である。
2 病院の対応について
(1)所管保健所の指導・助言を踏まえて調査を行ったところ、患者Dの接触者21名(医師3名、看護師14名、薬剤師1名及び委託職員3名)のうち、濃厚接触者に該当する者はいない。
(2)職員2の接触者については、現在調査中である。
(3)院内の病棟等は、日々消毒している。
(4)職員のマスク着用や手指衛生等の標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
3 陽性が判明した職員の概要
| 職員2 |
所属 | 一般病棟 |
年代 | 20代 |
性別 | 女性 |
職種 | 看護師 |
居住地 | 都内 |
現在の症状等 | 発熱 自宅療養中 |
陽性判明日 | 1月12日 |
4 今後の診療について
今回、陽性を確認した患者Dは既に個室管理としていたこと、職員2は発症以降は当院に勤務していないこと、その他の接触者に現在症状を訴える者は出ていないこと、マスクの着用や手指衛生などの標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言を踏まえ外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。
参考資料
都立墨東病院における新型コロナウイルス感染者の発生について(第2報) .pdf(PDF 131.2KB)
≪問合せ先≫
墨東病院事務局庶務課
電話 03-3633-6151
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835