都立小児総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について(2021年01月12日)

2021年01月12日

 都立小児総合医療センターに勤務する職員が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、御報告いたします。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。

1 当該職員の基本情報

年 代:20代

性 別:女性

職 種:看護師(常勤職員:PICU(小児集中治療室)勤務)

居住地:都内

2 経過等

(1)経過

〇 1月7日(木曜日)

  勤務日。症状なし。勤務中に同居者のPCR検査「陽性」が判明したため、直ちに自宅待機を指示

〇 1月8日(金曜日)

  非勤務日。症状なし

〇 1月9日(土曜日)【発症日】

  非勤務日。発熱症状及び倦怠感が出現したため、居住地の保健所の指示により当院でPCR検査を実施したところ、「陽性」が判明。以降、自宅療養中

(2)現在判明している事実

・当該職員の発症日の2日前である1月7日以降の当該職員との接触者を調査したところ、現時点で把握している限り、7名(PICUの入院患者1名、医師2名及び看護師4名)である。このうち、所管保健所から濃厚接触者に該当すると判断された者はいない。

・当該職員は陽性患者との接触歴はなく、勤務中は常時フェイスシールド及びマスクを着用し、手指衛生を行っている。

3 病院の対応等

(1)接触のあった患者1名について当院でPCR検査を実施し、「陰性」を確認した。職員6名については健康観察を継続し、今後症状が生じた場合はPCR検査を実施する。

(2)院内は日々消毒を実施している。

(3)職員のマスクの着用や手指衛生などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。

4 今後の診療について

 当該職員は、勤務中は常時フェイスシールド及びマスクを着用し、手指衛生を実施していたこと、当該職員との接触者に現時点まで感染を疑わせる症状が見られないこと、当院では標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言等を踏まえ、通常診療をこれまでどおり継続する。

参考資料

都立小児総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について .pdf(PDF 128.6KB)

≪問合せ先≫

小児総合医療センター事務局庶務課

電話 042-300-5111

病院経営本部サービス推進部事業支援課

電話 03-5320-5835

2020年度