2020年12月25日
令和2年12月23日(水曜日)に報道発表いたしました、都立神経病院職員の新型コロナウイルス感染について、新たに患者1名及び職員1名の感染を確認したことを御報告いたします。
1 感染確認の状況について
・12月22日(火曜日)に職員2名(職員1及び職員2)の感染が判明したことに伴い、所管保健所より当該職員2名の濃厚接触者と判断された入院患者2名についてPCR検査を実施し、12月24日(木曜日)に「陰性」を確認した。
・当該職員2名と接触があった職員は、精査の結果24名であり、順次PCR検査を実施し、12月24日、1名(職員3)の「陽性」を確認した。
・その他の23名のうち、20名は「陰性」であった。残りの3名については明日以降に検査結果が判明する予定である。
・職員3は既に自宅待機としており、院内に新たな接触者はいない。
・また、濃厚接触者と判断された患者2名とは別に、職員2と接触があった入院患者1名(患者A)に発熱等の症状が出現したため検査を実施したところ、12月24日に「陽性」が判明した。
・患者Aの接触者を調査したところ、現時点で把握している限り、同じ一般病棟の入院患者1名及び当該病棟で業務を行った職員21名(医師9名、看護師11名及び心理1名)である。所管保健所に確認中であるが、濃厚接触者に該当すると考えられる者はいない。
・現時点で患者Aと接触があった患者及び職員に、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。
2 陽性が判明した職員の概要
職員3 | |
年 代 | 50代 |
性 別 | 男性 |
職 種 | 理学療法士 |
現在の症状等 | 症状なし 自宅待機中 |
陽性判明日 | 12月24日 |
3 病院の対応
(1)陽性を確認した患者Aと接触があった入院患者1名について、12月25日(金曜日)にPCR検査を実施した。また、個室において経過観察を行う。
(2)患者Aと接触があった職員21名について、順次PCR検査を実施し、検査結果が判明するまでの間、自宅待機とする。
(3)感染経路は現在のところ不明であり、今後、所管保健所の調査に協力していく。
(4)職員の手指衛生やマスクの着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
4 今後の診療について
所管保健所の助言等を踏まえ、患者Aが入院していた一般病棟については、職員のPCR検査の結果が判明し、自宅待機を解除するまでの間、新規入院患者の受入れを一時停止する。なお、この間、当該病棟に入院予定の患者は、他の病棟で受入れを行う。
このため、既に実施している入院患者に対する年内のリハビリテーションの中止を除き、通常診療を継続する。
【参考資料】
都立神経病院における新型コロナウイルス感染者の発生について(第2報).pdf(PDF 133.4KB)
≪問合せ先≫
神経病院事務局
電話 042-323-5110
病院経営本部サービス推進部事業支援課
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