2020年10月19日
都立広尾病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので御報告します。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。
1 当該職員の基本情報
年 代:30代
性 別:女性
職 種:看護師(常勤職員・病棟勤務)
居住地:都内
2 経過
・10月11日(日曜日)
病棟での夜勤明けで朝、帰宅。症状なし
・10月12日(月曜日)から10月16日(金曜日)まで
非勤務日。症状なし
・10月17日(土曜日)【発症日】
非勤務日。午後5時頃咽頭痛あり
・10月18日(日曜日)
非勤務日。午前10時頃発熱38.2℃、倦怠感、頭痛、咳あり。昼頃当院を受診し、抗原検査を実施。検査の結果「陽性」が判明。現在、入院等について保健所と調整中である。
3 現在判明している事実
・当該職員は、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病棟で勤務していた。
・勤務中は常時マスクを着用し、手指消毒を行うなどの感染予防策を実施していた。また、新型コロナウイルス感染症患者と接する際にはガウン等の個人防護具を適切に着用し、定められた手順を遵守していた。
・所管保健所の助言を踏まえ、発症日の2日前である10月15日(木曜日)以降の当該職員との接触者を調査したが、当院における勤務がなかったため、院内には接触者がいないことを確認した。なお、当該病棟で勤務する職員に、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。
・当該職員は、9月27日(日曜日)に報道発表した感染が確認された一般病棟での勤務はない。
4 病院の対応
(1)職員が業務を行っていた病棟や動線等は、日々消毒を実施している。
(2)職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
5 今後の診療について
当該職員は、10月11日朝以降、当院に勤務していないこと、当該職員の所属部署の職員も症状を訴える者は現在出ていないこと、当院では、手指衛生やマスクの着用など標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。
【参考資料】
都立広尾病院職員の新型コロナウイルス感染について .pdf(PDF 131.8KB)
≪問合せ先≫
広尾病院事務局庶務課
電話 03-3444-1181
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835