2021年01月08日
都立駒込病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、御報告いたします。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。
1 当該職員の基本情報
年 代:20代
性 別:女性
職 種:看護師(常勤職員・病棟勤務)
居住地:都内
2 経過等
(1)経過
〇 1月2日(土曜日)
日勤業務。症状なし
〇 1月3日(日曜日)
夜勤勤務。症状なし
〇 1月4日(月曜日)【発症日】
夜勤明けで朝、帰宅。午後10時頃、咽頭に違和感が出現
〇 1月5日(火曜日)
非勤務日。咽頭痛、発熱あり
〇 1月6日(水曜日)
当院を受診し、PCR検査で「陽性」が判明。現在、自宅療養中
(2)現在判明している事実
・当該職員の発症前2日以降の当該職員との接触者を調査したところ、現時点で把握している限り、当該病棟の入院患者8名及び看護師6名の合計14名である。このうち、所管保健所から濃厚接触者に該当すると判断された者はない。
・当該職員が勤務する病棟は新型コロナウイルス感染症(疑い)患者が入院する病棟ではない。
・当該職員は、勤務中は常時マスクの着用し、手指衛生を行っている。
3 病院の対応等
(1)接触者14名についてPCR検査を実施し、全員の「陰性」を確認した。健康観察を継続する。また、濃厚接触者には該当しないが、接触状況から看護師3名を自宅待機とした。
(2)感染経路は現在のところ不明であり、所管保健所の調査に協力していく。
(3)院内の病棟等は、日々消毒を実施している。
(4)職員のマスク着用や手指衛生などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
4 今後の診療について
当該職員は、発症以降は当院に勤務していないこと、現時点まで当該職員との接触者に感染を疑わせる症状がみられないこと、当院ではマスクの着用や手指衛生など標準的な院内感染対策を行っていることから、所管保健所の指導・助言等を踏まえ、令和2年12月23日(水曜日)に報道発表した外科の外来診療の一部停止を除き、通常診療を継続する。
参考資料
都立駒込病院職員の新型コロナウイルス感染について .pdf(PDF 130.7KB)
≪問合せ先≫
駒込病院事務局庶務課
電話 03-3823-2101
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835