都立駒込病院における新型コロナウイルス感染者の発生について(第2報)(2020年09月08日)

2020年09月08日

 令和2年9月5日(土曜日)に報道発表いたしました、都立駒込病院職員3名の新型コロナウイルス感染について、その後の対応状況並びに新たに患者1名及び職員2名の感染を確認したことを御報告いたします。
 なお、今回の感染確認による診療体制への新たな影響はありません。

1 PCR検査の実施状況について

(1)9月4日(金曜日)に看護師3名の感染が確認された病棟において、患者、職員、委託職員合計54名のPCR検査を実施し、新たに当該病棟の入院患者1名(患者1)及び当該病棟で診療を行う医師1名(職員D)、看護師1名(職員E)の「陽性」を確認した。他の入院患者13名、医師14名、看護師17名及び委託職員7名については「陰性」だった。

(2)また、今回の感染確認に伴い、職員Dが診療を行う他の1病棟の入院患者27名、当該病棟に勤務する看護師31名、接触のあった医師8名、薬剤師1名及び委託職員20名の合計87名についてもPCR検査を行うこととした。

2 陽性が判明した職員の概要

職員D職員E
所 属内科一般病棟
年 代30代40代
性 別男性女性
職 種医師看護師
居住地都内都内
現在の症状等発熱症状なし
当院入院宿泊療養調整中
陽性判明日9月7日9月8日

3 病院の対応等

・陽性となった患者1については、既に感染症専用病棟に転棟した。治療を継続するとともに健康観察を実施する。

・所管保健所の指導を踏まえ、今回陽性が判明した職員Dの濃厚接触者である医師3名については、自宅待機とした。また、濃厚接触者ではないものの患者1、職員D及び職員Eとの接触状況からみて医師2名、看護師6名を自宅待機とした。それ以外の当該病棟に勤務する職員等については、健康観察を継続する。

・所管保健所に指導を仰ぎながら調査を行っているが、現時点では感染ルートは不明である。

・引き続き、職員の手指衛生やサージカルマスク着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を実施する。

4 今後の診療について

今回の感染判明に伴う運用の変更はない。

〈参考〉

○ 継続している診療機能

  ・外来診療

  ・当該病棟以外の入院診療

○ 制限している診療機能

  ・当該病棟の新規入院患者の受入停止

【参考資料】

都立駒込病院における新型コロナウイルス感染者の発生について(第2報) .pdf(PDF 136.5KB)

≪問合せ先≫

駒込病院事務局庶務課

電話 03-3823-2101

病院経営本部サービス推進部事業支援課

電話 03-5320-5835

2020年度