2021年01月08日
都立墨東病院において、患者3名と職員1名の新型コロナウイルス感染が確認されましたので、御報告いたします。
なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。
1 感染確認の状況
・令和2年12月下旬に一般病棟に入院した患者Aに、令和3年1月4日(月曜日)から発熱があり、1月5日(火曜日)に検査を実施したところ、同日「陽性」が判明した。患者Aは現在、感染症専用病棟へ転棟している。
・患者Aの接触者を調査したところ、接触者は、患者Aと同室の入院患者3名、当該病棟の看護師7名及び患者Aを担当した医師5名の合計15名である。このうち濃厚接触者に該当すると判断されたのは、職員6名(看護師4名及び医師2名)であり、1月5日から自宅待機としている。
・1月7日(木曜日)に、患者Aと同室であった患者Bが発熱したため、同日検査を実施し、「陽性」が判明した。患者Bは現在、感染症専用病棟へ転棟している。
・患者A及び患者Bと同室で、既に退院していた患者Cについて、1月7日から咳嗽、発熱を生じていたことを確認したため、本日、当院において検査を行い「陽性」が判明した。発症2日前である1月5日以降、患者Cの接触者は院内にはいない。患者Cは、感染症専用病棟に入院予定である。
・1月7日に自宅待機中の看護師(職員1)が発熱したため、近隣の医療機関を受診し、本日「陽性」が判明した。職員1は発症2日前である1月5日以降、当院に出勤していないため、院内に接触者はいない。
・当該病棟は、新型コロナウイルス感染症患者が入院する病棟ではない。
2 陽性が判明した職員の概要
職員1 | |
所属 | 一般病棟 |
年代 | 50代 |
性別 | 女性 |
職種 | 看護師 |
居住地 | 都内 |
現在の症状等 | 発熱 自宅療養中 |
陽性判明日 | 1月8日 |
3 病院の対応について
・感染経路は現在のところ不明であり、今後、所管保健所の調査に協力していく。
・所管保健所の指導・助言を踏まえ、濃厚接触者に該当する他の職員5名について、PCR検査を行い、このうち医師1名及び看護師2名について、本日、「陰性」を確認した。
・院内の病棟等は、日々消毒している。
・職員のマスク着用や手指衛生等の標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
4 今後の診療について
当該患者と濃厚接触した職員は速やかに自宅待機としていること、その他の接触者に現在症状を訴える者は出ていないこと、マスクの着用や手指衛生などの標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言を踏まえ外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。
参考資料
都立墨東病院における新型コロナウイルス感染者の発生について.pdf(PDF 131KB)
≪問合せ先≫
墨東病院事務局庶務課
電話 03-3633-6151
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835