診療科のご案内
CT検査
CT検査とは
- CT検査とは、身体の横断面をX線撮影し、これにより得られた情報をコンピュータ処理して、目的とする臓器の画像診断をする検査です。CT検査を受けることで、病気が見つかったり、病状がわかったり、治療方針を決めたりすることができます。
- CT検査は放射線を使った検査ですが、検査で使用する放射線の量は少ないので、発がんなどのリスクは低いとされています。できるだけ少ない放射線で検査が行えるよう調整できる機器を使用しています。放射線の量を調整するため体重をうかがうことがあります。
- 造影剤使用により血管の走行や個々の臓器、病巣の部位や性質などが明瞭に観察できるようになり、病気や病状の診断能が向上する場合があります。医師が患者さまの症状に合わせて最適な検査方法を決定いたします。
検査の流れについて
- 検査部位により多少異なりますが、仰向けの状態で検査を行います。両手を挙上し、息止めの合図をかけて撮影を行います。息止めの時間は10~20秒前後です。
- 造影剤を使用する場合は、CT検査の途中で注射します。
- 検査時間はおおよそ5~10分程度ですが、検査内容によっては検査時間が長くなることがございますのでご了承ください。
注意事項
- 服用中のお薬は、普段通りにお飲みください。
撮影範囲に金属類があると、検査に大きな支障をきたす可能性があります。
(アクセサリー類やヘアピン、ホッカイロなどを、外していただく場合がございます。)- 検査着への更衣をお願いする場合があります。
造影剤を使用する検査の場合は、食事の制限があります。(午前中の検査:朝食禁、午後の検査:昼食禁)
- 水分摂取の制限はありません。
不明な点は主治医、または検査を担当する職員にご相談ください。