診療科のご案内
マンモグラフィとは
マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことです。
乳房は柔らかい組織で出来ているため、専用の撮影装置を使って撮影します。
マンモグラフィは触知不能な乳房内の病変を発見するための検査です。
当院では、トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)が撮影できるマンモグラフィ撮影装置(Hologic社製)を導入しています。トモシンセシスは、従来のマンモグラフィ撮影に加え、角度を変えて、複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成して、断層像を作成する技術です。
マンモグラフィ装置 従来のマンモグラフィ撮影 3Dマンモグラフィ
従来のマンモグラフィ撮影では乳腺内に隠れて見えなかった病変も、 トモシンセシス撮影により、見つけ出しやすくなります。
*当院ではマンモグラフィ撮影はすべて女性技師が対応いたします。
マンモグラフィQ&A
Q.なぜ圧迫するの?
乳房は乳腺組織、脂肪組織、皮膚でできています。正しい診断に必要な乳房写真を撮るためには、乳房を均等の厚さに圧迫し、細かい乳腺や脂肪組織をフィルムに写す必要があるからです。
Q.圧迫するときの痛みは?
圧迫の痛みには個人差がありますが、20代、30代の乳腺の発達した方や、月経一週間前の方などは強く痛みを感じることがあります。実際の検査時には圧迫する時間を最小限にするよう努力しますので、ご協力をお願いいたします。
検査の流れについて
- 上半身裸になっていただきます。
- 乳房専用の撮影装置を使って撮影を行います。
撮影は、①頭足方向 ②内外斜方向 を左右の乳房について行います。
必要に応じて、追加で撮影を行う場合があります。 - 検査がすべて終わると、担当技師から検査終了後の案内があります。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお尋ねください。